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携帯の遠隔制御サービス、新種の振り込めサービスの標的に

携帯の遠隔制御サービス、新種の振り込めサービスの標的に

Posted May. 28, 2008 03:58,   

「あなたの個人情報が漏れたので、今すぐXXアダルトサイトに有料会員として加入しなければ携帯電話の作動をストップさせる」

今月中旬、サラリーマンのファン某氏(42)の携帯電話に得体の知れない脅迫電話がかかってきた。

ファン氏は単なるいたずら電話だと思って切ったが、やや不安になり携帯に写っていた番号にかけ直してみた。ところが、電話が通じなかった。

一瞬戸惑ったファン氏は、電話の相手である詐欺犯に言われるがままに、加入費8万ウォンのアダルトサイトに会員登録をさせられて泣き寝入りしている。

ファン氏は、韓国情報保護振興院にこうした事実を通報してはじめて、自分が「携帯電話の遠隔制御サービス」につけ込んだ新種の「国際電話詐欺(振り込め詐欺)」に引っかかったことに気づいた。

携帯電話の遠隔制御サービスは、加入者たちが携帯電話をなくしたり、携帯していない際に、該当の移動通信会社に電話をかけ、付加サービスの登録や変更、解除を申請するものだ。

問題は、大部分の携帯電話の利用者たちが同サービスに加入する際に、遠隔制御の暗証番号を変更せずに、初期の暗証番号である携帯電話の最後の4桁番号をそのまま使っているため、新たな振り込め詐欺の格好の標的になっているということだ。

ファン氏も同サービスに加入し、暗証番号を変更しておらず、そのため電話の詐欺犯は簡単にファン氏の携帯電話の発信機能をストップさせることができた。

韓国情報保護振興院は、「今のところファン氏と類似の通報件数が多くはないが、遠隔制御サービスの加入者が少なくないだけに、被害が広まることが憂慮される」と述べた。

実際、SKテレコムの顧客のうち87万人以上が同サービスに加入している。また、LGテレコムは、「月平均5000人程度が、同サービスを利用している」と明らかにしており、KTFの月平均利用者も1000人に上る。

LGテレコムの遠隔制御サービスは、携帯電話をなくした際に電話を勝手に使えないようにする発信禁止機能と、希望する番号に電話を回す着信転換機能などを提供している。KTFの同様のサービスも、音声メッセージへの転換や着信拒否機能などを申請でき、SKTの「リモコンサービス」でも、通話中の待機や着信転換機能などを設定できる。

モバイルサービス業者は「付加サービスの種類が多すぎて、顧客たちは簡単に覚えられるように、主に携帯電話の最後の4桁番号を初期の暗証番号として設定している。顧客の便宜を図るサービスまで振り込めサービスに利用されるとは、本当に呆れるばかりだ」と述べた。

これに対し、韓国情報保護振興院側は、「加入者たちが遠隔制御サービスの暗証番号だけ事前に変更していても、この手の被害は減らすことができるはずだ。これと似たような詐欺電話を受けたら、通信会社や代理店で遠隔制御を解除し、個人情報侵害センター(www.1336.or.kr)に通報するように」と呼びかけている。



jhk85@donga.com bookum90@donga.com