KBS理事会の金錦守(キム・グムス)理事長が、21日予定されていた定期理事会を間近に控えて、突然辞任を表明した。
金理事長は同日、ロシアの出張から帰国した後、理事会事務局長を自宅に呼んで、理事職の辞表と共に、辞任の経緯を説明する手紙を渡した。
金理事長は手紙で、「これまで崔時仲(チェ・シジュン)放送通信委員長やKBSプロデューサー協会などの職能団体などと会って、KBSの懸案や中長期的な発展計画について議論してきたが、利害の調整が容易ではなく、時間を持って解決しようとした」と述べ、「しかし、私の力量では問題の解決には至らず、辞任を決意した」と明らかにした。
さらに同氏は、「最近、崔委員長と会ったことについての一部の報道内容は実際とは異なる面がある」とした上で、「いかなる経緯であれ、適切な行動ではなかったことに責任を取って、理事職を辞任する」と付け加えた。
金理事長の辞意表明を受け、同日の理事会では、予定された案件を議論すらせず終わらせた。
同日の理事会では、KBS「07年の経営評価報告書」に対して理事会の意見を明らかにする文書を採択し、「08年度第1四半期の予算執行の実施や経営収支の展望報告」について議論する予定だった。
一方、監査院は04年以来始めてKBSへの特別監査を行うことを決めた。
監査院国民監査請求審査委員会は21日、委員会を招集し、国民行動本部やニューライト全国連合などの市民団体が382人の署名を受けて請求したKBSへの監査を行うことを決めた。
監査の決定は全体の7人の委員が(内部3人、外部4人)1時間30分間の討論を行った末、満場一致で可決された。
ただ、保守団体が提起したBSE怪談などの偏った放送の問題は、監査の対象から外すことにした。
監査院は早ければ来週中、資料収集などの予備監査に入り、6月初頭、KBSのずさんな経営や人事権の乱用問題について、本格的な監査に取り掛かるものと見られる。
監査院は同日、報道資料を通じて、「累積欠損の増加など、ずさんな経営の原因分析や人事権乱用など、経営実態の全般に対して監査が必要だと判断した」と明らかにした。
監査院の関係者は、「時期が微妙で悩んだりもしたが、KBSが04年以後、一度も監査を受けたことがなく、ずさんな経営への指摘が地道に適されてきただけに、全体的に目を通す時期にきている」と話した。
suhchoi@donga.com






