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高地はすぐそこなのに…朴英碩氏が中国の未踏峰登頂に失敗

高地はすぐそこなのに…朴英碩氏が中国の未踏峰登頂に失敗

Posted May. 08, 2008 08:27,   

目指していた中国四川省の未踏峰は、とうとう頂上を許さなかった。

四川省・甘孜自治州にある貢山一帯の未踏峰である達多漫因(6380メートル)と朗格漫因(6294メートル)の登頂を目指していた「朴英碩(パク・ヨンソク、45=ゴールウィンコリア取締役、東国大OB)遠征隊」は6日、達多漫因を目前にして引き返した。

第1キャンプから800メートルの壁を越えて、さらに尖った稜線を超えると、辛苦の末に達多漫因につながっていそうに見える峰に立ったが、予想とは違って、稜線がパタッと途切れていて、用意した装備と食料では無理と判断したのだ。

遠征隊は、しかし達多漫因につながると思っていたこの峰を登頂しただけでも、新しい記録を打ち立てた。この峰も、また名もない未踏峰(6005メートル)だったからだ。前回の達多漫因への第1次登頂アタックのとき注意して見て置いたので、未踏峰であることを確認したあと、達多漫因への登頂ルートの一部に決めていた。

朴隊長は、昨年、エベレスト(8050メートル)の南西壁に挑んだとき、雪崩で亡くなった李ヒョンジョ、オ・ヒジュン隊員を記念して、二人の名前から一文字ずつを取り、この峰を「ヒジョ峰」と名付けることについて四川省の登はん協会に正式に申し入れた。

朴体調とワン・チョンシク(38=北仁川山岳会)、ソン・ジュンギョ(35=SMグループ・大宇ライフ)、シン・ドンミン(34=ゴールドウィンコリア)、李ヒョンモ(29=ノースフェイス)隊員ら5人は5日、第1キャンプ(5200メートル)に到着し、翌6日の午前4時10分、達多漫因に向かって出発した。

朴隊長は、目指していた二つの峰の登頂に失敗した原因に二つを挙げた。

まずは、情報不足。達多漫因と朗格漫因がある貢山一帯は、文字通り、これまで誰も登はんを試みたことのない未知の世界だったため、四川省の登はん協会にもここ一帯に関する情報が全くなかった。朴隊長は、写真と地図だけを見て十分登頂可能だと踏んでいたが、無理だった。

二つ目は、ベースキャンプにいる間襲い続けた悪天候。朴隊長は、「ベースキャンプを設置したあと、半月も続いた雪と霧のため登はん可能な天候はせいぜい5日しかなかった」と話した。

遠征隊は10日に帰国する予定だ。



kimsk@donga.com