韓国の青少年たちは余暇を利用して旅をしたり運動をしながら過ごしたいと思いながらも、実際にはパソコンゲームをしたりテレビを見ながら送っていることが明らかになった。また児童を対象にした性虐待は、5年ぶりに約3倍に急増した。青少年たちの憂鬱な現実だ。統計庁傘下の統計開発院が4日、このような内容を盛り込んだ資料「青少年統計」を出した。
●映画観賞やスポーツ活動を希望
資料によると、15〜19歳の青少年の28%は、週末や休日に最もやりたいレジャー活動として旅行をあげた。映画や演劇などの文化芸術の鑑賞(15%)やスポーツ活動(13.1%)、美術や音楽などの創作的な趣味活動(5.9%)を希望する回答も多かった。普段、勉強でたまったストレスを、野外活動やさまざまな趣味生活で解消したいという欲求がうかがえる。
このような希望とは異なって、実際、青少年たちが最も多く行うレジャー活動としては、コンピューターゲーム(25.1%)やテレビ視聴(23.3%)だった。
休日には旅行に行くという回答は0.7%で最下位だった。最もやりたい活動を一番できずにいるわけだ。
このように青少年が十分休みを取れないのは、度を過ぎた受験競争への負担のためだ。
実際、昨年、塾や家庭教師に教わっている小中高校生の割合は平均77.0%。小学生は88.8%で、一般系の高校生よりさらに高かった。年齢の低い生徒であるほど、塾や習い事に追われていることがうかがえる。
1月当たりの私教育費は、ソウルが28万4000ウォンで全国で最も高かった。これは邑面(ウプミョン)地域の平均の私教育費(12万1000ウォン)の2.3倍の水準。特に、ソウルの一般高校生の私教育費は月平均37万5000ウォンに上る。
●児童への性的な虐待は急増
06年基準の児童虐待の件数は5202件で、01年の2105件の2.5倍水準。
特に、全体的な児童虐待のうち子供が性的な虐待を受けた件数は、01年の86件から06年は249件へと急増した。最近の小学生を対象とした性的暴力の深刻さが、統計でも裏付けられたわけだ。
児童虐待は増えたが、国内の家庭が子供と養子縁組を結んだ件数は昨年は1388件と、海外へ養子縁組のために送った件数(1264件)より多かった。国内での養子縁組件数が、海外での養子縁組件数を上回ったのは今回が初めてだ。
また、中高生の21.5%は、同年代から直接打たれたり悪口や脅迫などの形で苦痛を強いられた経験があることが明らかになった。
このようにいじめを受けた中高生5人に1人の割合で、「誰にも話さなかった」と答えた。集団的ないじめを懸念して、校内での暴力を隠す傾向が、依然として多いことが分かる。
●男子高校生の喫煙率は下落
15〜19歳の青少年の73.5%は、「韓国社会が所得分配の面では公平ではない」と答えた。所得階層ごとの収入統計を基に、社会が両極化していると判断した可能性もあるが、社会への漠然とした不満を露にする青少年も少なくないものと見られる。
また、酒を飲んだ経験のある青少年10人中1.3人は、飲酒の時に平均1本以上の焼酎を飲んでいる。
男子高校生の喫煙率は昨年16.2%で、06年(20.7%)より4.5%下がった。女子高生の喫煙率は昨年は5.2%で、06年と同様だった。
1年間に本を読んだ青少年の割合は、昨年は78.1%で、04年(81.5%)より3.4%下がった。1人当たりの読書量も04年の31.8冊から07年は25冊へと大幅に減少した。
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