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比例代表公認で窮地に陥った孫鶴圭氏と文国現氏

比例代表公認で窮地に陥った孫鶴圭氏と文国現氏

Posted April. 24, 2008 05:04,   

統合民主党の孫鶴圭(ソン・ハクギュ)代表と創造韓国党の文国現(ムン・グクヒョン)代表が、比例代表公認のため、窮地に追い込まれる羽目になった。孫代表は「身内の公認」が来たした党内の反発により、文代表は公認絡みのトラブルに対処する過程で「政治力の危機」を迎えている。

23日、非公開で開かれた民主党の最高委員会議は、異例の孫代表を糾弾する場になった。金民錫(キム・ミンソク)最高委員は同日の会議において、「孫代表の推薦で公認候補審査の終盤に、チョン・グクギョ比例代表がリストに名を載せたが、株価操作問題は検討もされなかった」と発言した。

A最高委員は、電話で「孫代表は公認候補発表の日に開かれた会議で、『(チョン・グクギョ候補とは)個人的な関係ではない』と言ったが、今日の会議では『私が政治をやる上で力になってくれた』と言い、プライベートな付き合いがあることを認めた」と述べた。

党の第一人者である代表に向けての発言が公開されること自体が、党内での「孫代表の力の空白」を浮き彫りにしていると言える。

同日、最高委員会議では、拘束されたチョン・グクギョ氏のため、十分な真相把握が行われる前に、朴弘綏(パク・ホンス)事務総長、車英(チャ・ヨン)スポークスマンが公開釈明に乗り出したことは、適切でなかったという指摘も相次いだ。金忠兆(キム・チュンジョ)最高委員は、「チョン・グクギョ氏の言葉だけを聞いてスポークスマンが論評を発表するのも理屈に合わない。過度にかばおうとする印象を与えた」と指摘した。

B最高委員は、「孫代表が何か釈明する発言をしようとしたが、他の最高委員の発言に埋もれて中断されたりもした」と言い「チョン・グクギョ辞退論までささやかれたが、孫代表が反対した」と述べた。

朴相千(パク・サンチョン)共同代表は、公式発言を通じ、「株価操作説が取りざたされた際、党の指導部が緻密に検討していたら、今回の事態は防げたのでは」と話し、孫代表の責任論を提起した。



srkim@donga.com koh@donga.com