17日午前、ワシントンのホワイトハウスの公式迎賓館であるブレアハウスで李明博(イ・ミョンバク)大統領をインタビューした米紙ワシントン・ポスト(WP)のドナルド・グレアム会長(63)は、韓国に格別な愛情を持っているマスコミ関係者の一人に挙げられている。
会長は、ベトナム戦争の真っ最中だった1967年に、自ら志願して軍に入隊し、公報将校兼軍報の記者として韓国の猛虎(メンホ)部隊の活躍ぶりを取材した。父親のフィリップ・グレアム氏は、ダグラス・マッカーサー国連軍司令官の副官で韓国戦争に参戦した。母親のキャサリン・グレアム氏は、ワシントンポストの発行人を務めながら李承晩(イ・スンマン)元大統領以来、韓国のほぼすべての大統領に個人的に会っている人物だ。
大統領府側は、グレアム会長が軽い挨拶の言葉をした後、インタビューチーム8人を紹介する程度に止めると予想していた。しかし、会長は最初から北朝鮮の核問題についての質問をしながらインタビューをリードした。同日の会見で、会長は李大統領から「ソウルと平壌(ピョンヤン)に連絡事務所の設置を北朝鮮に提案する」という「特ダネ」も導き出した。
会長はまた、「経済専門家として米国のサブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)問題の解決策に関するを助言を求める」という予想外の質問をした。李大統領は、嬉しそうにもっと活気に満ちた声で答えた。
会長は最後の質問で、「前任者の盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領にも任期の初年度に聞いた質問だが、任期中に韓半島の統一に向けた有意義な進展があるものと考えるか」と質問した。
李大統領は、「私が進展を期待すると言えば、北朝鮮が私を誤解するかもしれないので直接的な言及は控えるが、韓国人にとって統一は当たり前のことで、いつかは訪れる統一に備えなければならない」と返えた。
これに対して、会長は「前任者は一言で『ノー(NO)』と答えた」と言い、「それが変化」という言葉を残した。陪席した韓国側関係者は、「盧前大統領の直答スタイルに比べて李大統領が非常に慎重に発言したことについて、このような評価をしたようだ」と話した。
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