Go to contents

1人当たり国民所得、2万ドルを突破

Posted March. 22, 2008 06:49,   

昨年初めて、韓国人の1人当たり国民所得が2万ドルを超えた。国民所得が1万ドルを超えたのが1995年(1万1432ドル)だから、12年ぶりだ。

しかし、グローバル金融危機などで国内外の経済環境が良くないうえ、韓国ウォンの価値も下落し(ウォン‐ドルレートの上昇)、今年は2万ドル台を維持するのも難しいという展望も出ている。

21日、韓国銀行(韓銀)が発表した「2007年国民計定(暫定)」資料によると昨年、韓国の1人当たり国民総所得(GNI)は2万45ドル(名目値・約1862万6000ウォン)、国内総生産(GDP)実質増加率は5.0%と暫定集計された。

GNIと言うのは、一国の国民が1年間、国内外での収益全ての所得を合わせたもので、GDPは1年間国内で生産された全ての財貨と用役の価値を合わせたものだ。

韓銀によれば、昨年、韓国の1人当たり国民所得は、06年の1万8401ドル比8.9%増加した。実質GDP増加率は5.0%で、韓銀の予想値4.5%を上回った。しかし、国民が肌で感じる成長率である実質GNI増加率は3.9%にとどまった。実質GNI(ウォン建て)増加率が、1人当たり国民所得(ドル建て)増加率に比べこのように低いのは、為替変動が大きいうえ、韓国が輸出する商品の価格に比べ、原材料など輸入品価格が大幅上がったからだ。

チェ・チュンシン韓銀経済統計局長は、「輸出が06年比12.0%増えるなど好調をみせ、予想よりGDP増加率が高かった」と語った。このため、GDPに輸出が寄与した割合も06年25.9%から、昨年は26.7%に上がった。

韓国の1人当たり国民所得が2万ドルを超えたのには、ウォン高が大きな理由だった。昨年、1人当たり国民所得は、ウォンでは1862万6000ウォンで、06年比5.9%増えたが、ドルに換算すれば8.9%増加した。前年比平均レートが2.8%上がったからだ。

しかし、同じな理由で、今年1人当たり国民所得が2万ドル台を維持するのは難しいという分析もある。21日現在、ウォン‐ドルレートは1006.56ウォン(終値基準)で、昨年平均レートの929.20ウォンを大いに上回った状態だ。レートが高くなれば、ドルに換算した1人当たり国民所得は減少することになる。

クォン・スンウ三星(サムスン)経済研究所マクロ経済室長は、「経常収支赤字など最近の韓国の経済状況を勘案すれば、今年のレートが昨年より高い可能性は大きくない」と言った。

それに、米国の景気低迷、油価および原材料価格の上昇などの影響で、今年、韓国の実質GDP増加率も昨年より低くなる可能性が高い。李成泰(イ・ソンテ)韓銀総裁は最近、今年の実質GDP増加率は、当初の展望値である4.6%より低くなるかも知れないと語った。



larosa@donga.com havefun@donga.com