7日午前10時、「真理探究と学問倫理」の第1回授業が行われたソウル大学冠岳(クァンアク)キャンパス87棟404号講義室。講壇に立った英文学科の金ミョンファン教授が第一声を放った。
「最近は学生に課題を与えると、はじめから『ネイバー』で調べています。甚だしくはレポートや論文の脚注に『ネイバー知識IN』を書き入れる学生も多いのです」
教室を埋め尽くした80名の学生らが一斉に笑いを漏らした。しかし、金教授の顔はむしろさらに強張った。「これも盗作であるのは言うまでもないが、盗作に対して教育を受けたことのない学生らは、どうして盗作なのかも知らない。これがまさにこの授業が開設された理由だ」という金教授の言葉に、学生らの顔からも笑みが消えた。
早速、金教授の質問が続いた。「ある学生が既に提出したレポートを、他の授業でも提出した場合、不正行為に当たるでしょうか、当たらないでしょうか。不正行為?自分が直接書いたリポートなのに?」
緊張した表情でなかなか答えられずにいる学生らを見渡しながら、金教授は、「正解は不正行為かも知れないし、そうでないかも知れない」とし、「外国の大学には『自分による盗作』に対するルールがあるが、残念ながらソウル大にはそれに対する調査の手続きや処罰の条項がないため」と説明した。
同日、第一回授業が行われた「真理探究と学問倫理」は、国内では初めて学部生を対象に盗作防止を教える講座で、黄禹錫(ファン・ウソク)問題で大きなトラブルに巻き込まれたソウル大が昨年2月から開設を推進してきた。
1週間に3時間ずつ行われ、法学部のチョ・グク教授、獣医学部のウ・ヒジョン教授、美術学部の金ジョンヒ教授、人文学部のハン・ジョンスク教授ら、各学部を代表する教授らが順々に講義をする計画だ。
講座開設の中心人物である生命学科の李ヒョンスク教授は、「学問を始める学部生に基本的な研究倫理と市民としての良心を植えつけようという趣旨で授業を始めた」とし、「研究倫理違反に対するケーススタディ、模擬裁判など討論式講義で進める」と語った。
学生らのレポートも国際的な盗作基準に合わせ、教授らが問題のある部分を直接添削した後、学生らに返す予定だ。
ソウル大は、「受講生を80名に制限したが、追加の受講申請の問い合わせが立て続けに入っている」とし、「授業に対する学生の高い関心に学校側も驚いた」と話す。
これを反映するかのように、受講生は人文学部、社会学部、経済学部などほとんどすべての学部の学生が顔を出しており、学年も1年生から4年生まで様々だ。
受講生の朴ムンギョンさん(20、女、外交学科)は、「学問の倫理が引き続き強調されているが、学生らは学問倫理を守りたくても知らないために守れない場合が多い」とし、「授業を通じて学問倫理が何なのか、盗作が何なのかを勉強する機会になりそうだ」と期待を示した。
李教授は、「学部生向けのきちんとした倫理教育の教材がないのが現状」と指摘した上で、「この講義がソウル大だけでなく、大韓民国の学問倫理が変わるきっかけになってほしい」と語った。
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