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北朝鮮、就任前の李大統領側に会談打診 李側が事実上拒否

北朝鮮、就任前の李大統領側に会談打診 李側が事実上拒否

Posted March. 05, 2008 07:17,   

李明博(イ・ミョンバク)大統領が就任前の今年1月中旬、北朝鮮から当局者会談の提案を受けたが、「目的が明確でない」という理由で事実上断っていたことが明らかになった。

政府関係者は4日、「当時、北朝鮮側は国家情報院を通じて、就任前の李大統領側『責任ある双方の関係者間で会談を開こう』と提案してきた。しかし、李大統領は『会談の具体的な目的が明確でない』とし、会談の目的を正確にしてほしいと北朝鮮側に迫ったところ、北朝鮮は結局、話を打ち切りにした」と明らかにした。

李大統領は当時、北朝鮮側の提案について「なぜ会おうとするのか」「北朝鮮が望んでいることは何か」など会談の目的を事細かに問いただしたが、これに対して北朝鮮側は「では就任後に会うことにしよう」と連絡を切ったという。

統一部は1月21日、「北朝鮮側は1月22、23日、開城(ケソン)で開かれる予定だった南北経済協力共同委員会傘下の鉄道協力分科委の1回目の会議を延期した」と発表した。北朝鮮側はまた、最近になって、南北民間支援団体の金剛山(クムガンサン)と開城訪問の「暫定中断」を韓国側に通報した経緯がある。

北朝鮮のこのような態度について、一部では、1月中旬の会談提案を拒まれたことと無関係ではないという観測が出ている。協議拒否に対する「対抗措置」という見方だ。

当時、李大統領の周辺では、南北関係に悪影響することを恐れ、協議が実現しなかった事実を極秘に付したという。

李大統領は就任前の記者会見やマスコミとのインタビューなどで、南北首脳会談などについて、「南北双方に実質的なプラスになる場合は、形式や場所にこだわらず会談を応じる」という趣旨の発言をしていた。

しかし、「国内政治用」や「見せるための」会談はしないという考えも明確にしている。李大統領が目的が不明瞭な北朝鮮側の会談提案を事実上断ったのも、同様の理由からだと受け止められている。



mhpark@donga.com