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兵役済み者への加算点、来年上半期に復活か

兵役済み者への加算点、来年上半期に復活か

Posted February. 14, 2008 07:15,   

兵役済み者に採用加算点を与える法案が13日、国会国防委員会を通過した。しかし、女性団体や障害者団体などが同法案に強く反発していることから、国会本会議での処理過程で議論が予想される。

国防委は同日、全体会議を開き、兵役の義務を終えた人が採用試験に応じる場合、筆記試験の科目別得点の2%以内で大統領令の定めに従い、加算点を与える内容の、兵役法改正案を賛成7名、反対2名、棄権2名で議決し、法制司法委員会に送った。

法案は事案の敏感性を勘案し、公布後1年経過した日から施行するものとした。17代国会で法案が成立すれば、兵役済み者は来年上半期中に加算点が与えられる。

軍服務期間に従い、3%または5%の加算点を与えるものとしたかつての軍加算点制度は、1999年、憲法裁判所が違憲決定を下し廃止された。

韓国女性団体連合や韓国障害者団体総連盟などは、国会で記者会見を開き、「既に違憲決定が下された軍加算点制度の復活に反対する」とし、「軍加算点の復活に同意する国会議員は18代総選挙で落馬するよう審判する」と述べた。

国防委の議決で、ハンナラ党の黄震夏(ファン・ジンハ)、金鶴松(キム・ハクソン)、高照興(コ・ジョフン)、李聲九(イ・ソング)議員と大統合民主新党の趙成台(チョ・ソンテ)議員、民主党の李仁済(イ・インジェ)、金松子(キム・ソンジャ)議員の7人は賛成し、大統合民主新党の元恵栄(ウォン・ヘヨン)議員と無所属の安泳根(アン・ヨングン)議員は反対した。そして、新党所属の金星坤(キム・ソンゴン)国防委員長と自由先進党の柳在乾(ユ・ジェゴン)議員は棄権した。



jkmas@donga.com