李明博(イ・ミョンバク)大統領当選者が一昨日、主要政党の院内代表らと会った席で、「私には学縁、地縁、血縁はありません。私はそのように生きてきませんでした」と述べた。崔仁基(チェ・インギ)民主党院内代表が「湖南(ホナム=全羅道地方)を国政パートナーに参加させるという約束を実践してほしい」と言い、千永世(チョン・ヨンセ)民主労働党議員団大表が「縁故や人脈から脱するように徹底的に気を使わなければならない」と述べたことへの答えだった。特に李当選者と高麗(コリョ)大学の同窓である千代表の話は学縁に縛られないようにという意味だっただろう。
李当選者は1日、SBSの特別対談でもボランティア精神と専門性が人事の基準だと強調しながら「私は学縁、地縁、血縁にこだわりません」と強調した、私たちは李当選者が「こだわらないでしょう」でなく「こだわりません」と述べたことに注目する。「李明博辞書」には学縁、地縁、血縁のような単語が元々なかったという意味で捉えたい。
李当選者の所信がそうだとしても韓国社会にはまだ後進的な帰属主義がはびこっている。業績の代わりに権力者とどんな縁で結ばれているかが人事を含む政府のさまざまなことに影響を与える。新しい政府の発足を控えて、ちまたですでに「浦項(ポハン)師団」「迎日湾(ヨンイルマン)友達」「新KS(高麗大学、ソマン教会)師団」という言葉が流れているのが、その証拠だ。これでは、新しい政府の「縁故からの解放」も楽観ばかりするのは難しい。
李当選者は昨日、韓国キリスト教総連合会の特別祈祷会に参加し、「我が社会が地域、世代、理念によってバラバラになっている。すべてのものがバラバラではパワーにならず、未来に向かうことができない」とし、社会統合を力説した。学縁、地縁、血縁などのコネ主義は分裂の始まりだ。
李当選者はさまざまな縁で似たもの同士で団結した「集団権力」が生じないように強い意志を持って細心の努力を傾けなければならない。縁に縛られない「開かれた権力」になってこそ多数の国民の信頼を受けることができ、政府と議会、与党と野党の新しい協力モデルを創出する可能性が高まる。これはまさに国民統合を通じて国家潜在力を最大化できる道であると同時に大統領と政府の成功の可能性を高める道だ。






