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「BBK疑惑」を集中照明しておきながら「サラリーマン神話」を一斉に賛辞

「BBK疑惑」を集中照明しておきながら「サラリーマン神話」を一斉に賛辞

Posted December. 22, 2007 05:41,   

「私たちが見ても、少し厚かましい」

この言葉は、大統領選の直前まで李明博(イ・ミョンバク)大統領当選者のBBK関連疑惑を集中報道していた一部の地上波放送局が、大統領選直後に李当選者に対する報道態度を大幅に修正したことを受け、ハンナラ党内部から出た言葉だ。

ハンナラ党は大統領選の前に、一部の放送局とメディアの報道が偏向していると主張してきた。羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)スポークスマンは17日に論評を出し、大統領選の終盤で論議を呼んだ「BBK動画」と関連し、「放送4社のうち2社は、動画から李候補が直接BBKを設立したと報道したが、これは明白な虚偽事実だ」と批判するほどだった。

しかし、19日午後の投票終了直後に李明博候補の当選が確実視されると、一部の地上波放送局は、以前にはなかった多様な方法で、李当選者の関連報道を流した。

KBSの場合、開票放送中の19日午後8時頃、李当選者がいたソウル中区小公洞(チュング・ソゴンドン)のロッテホテルから、李当選者が普段使用していた黒のワゴン車が移動すると、李当選者が乗っていると判断して車の動きを中継した。

マラソン中継に使うカメラがついたバイクを使って、李当選者のワゴン車の右にぴったりついて、約10分間映像を流し、アンカーは「李明博候補はあの中で、当選所感を発表する記者会見文を検討しているだろう」、「あの中には、朴亨逷(パク・ヒョンジュン)、羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)スポークスマンも乗っている」と報じた。

しかし、車の中に李当選者はいなかった。これを見た一部ネットユーザーは、「大統領当選者が車に乗ったかどうか確認もせず、競馬中継のように公共資産である電波を浪費してもいいものか」と非難した。

KBSは、開票放送途中、「李明博、彼はだれか」というドキュメンタリーで、李当選者の成功神話を取り上げた。ドキュメンタリーは、李当選者が苦難を勝ち抜いた幼少時代を紹介し、ソウル市長として交通システムを改編し、清渓川(チョンゲチョン)をつくった推進力と努力を描いた。

同ドキュメンタリーは、最後に壮大なバックミュージックとともに解説者のナレーションを通じて、「彼は経済大統領としての夢を育んだ。理念の壁を越え、合理と効率をもとに実践する大統領になるということだ。彼の手は荒れている。若くして生業戦線に飛び込み、清渓川でソウルの地図を変えた彼の手が、経済大統領を夢見て、国民の手をしっかりと握りしめた」と評価した。

MBCも開票放送「選択2007」の放送中に、「李明博とはだれか」、「サラリーマン神話の完結」で李当選者の成功神話を扱った。

SBSは、同日午後6時から「李明博当選確実」という字幕を流し、「特集8ニュース」を放送した午後8時5分、開票進行が6%を超えた状況で、「李候補が大韓民国第17代大統領に当選したことを公表する」と報じた。SBSは、ソウル市庁前広場の特設舞台で、誕生日を迎えた李当選者がケーキのロウソクを消し、太鼓をたたく場面も中継した。

偏向放送阻止市民連帯の崔弘在(チェ・ホンジェ)運営委員長は、「一言でいって、政権の風向きに敏感な放送の限界を見せつけた」と皮肉った。

これに対してMBC関係者は、「以前の報道とは関係なく当日の国民の選択を受け、大統領に当選した人に灰をまくことはできない。報道態度が変わったのではなく、報道する対象の変化に対して適切に報道した」と述べた。



ddr@donga.com zozo@donga.com