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「何も言うなと言われた」BBKの金容疑者、沈黙で一貫

「何も言うなと言われた」BBKの金容疑者、沈黙で一貫

Posted November. 29, 2007 03:10,   

「何も言うなと言われました」

「BBK株価操作事件」の核心人物である金ギョンジュン容疑者が28日午前1時頃、検察の調査を終えた後、ソウル拘置所に戻りながらこのように述べた。金容疑者は同日、記者たちを避けるため密かに地下駐車場に抜けようとしたが、待機中の記者たちに会ってしまった。

金容疑者のこの言葉は、18日に拘束収監されて以後、初めて出た言葉だ。拘束後、数回にわたって記者たちの質問には沈黙で一貫した。

濃い色のシャツに茶色のジャケットを着た金容疑者は、綱で縛られたまま、捜査官3人に取り囲まれていた。同日、元気がなさそうに口を少し開ける特有の顔をした金容疑者は、乗用車に乗る直前、「言うことがないか」という記者の質問に対し、ちょっとどもる言い方でこのように答えて車に乗った。

16日、送還直後、金容疑者が記者たちに、「一言だけ言いましょうか」「わざとこの時期に来たのではありません。民事訴訟が終わったので来ました」「(資料)持って来たものがあります」と一言ずつ投げた「金ギョンジュン語録」が話題になったことがある。

しかし、裁判所によって逮捕状が出され、金容疑者の身柄が検察とソウル拘置所へ引き渡されてからは、口を固く閉ざした。

検察の関係者は、「金容疑者の投げ出すような言葉や、甚だしくは親指をあげたことまでマスコミに大きく報道されると、保安を強調する捜査チームが、しきりに何かを言いたがる金容疑者を強く圧迫したようだ」と説明した。



dnsp@donga.com