大統合民主新党の金槿泰(キム・グンテ)共同選対委員長は26日、ハンナラ党の李明博(イ・ミョンバク)候補が各種不正疑惑にもかかわらず高い支持率を維持している現象を取り上げ、「韓国国民はボケてしまったのではないか、心配だ」と述べた。李海瓚(イ・へチャン)共同選対委員長は、「李候補が大統領になれば、大韓民国は偽物になり、有権者も偽物好きの偽物になる」と述べ、孫鶴圭(ソン・ハクキュ)共同選対委員長は、「うそに明け暮れる人が支持率1位の候補になるとは、実におかしな国だ」と主張した。
3人の発言は、一言でいえば、多くの国民は正気でないという言葉だ。有権者を冒とくする妄言である。正気でこのような発言をするなら、彼らが国民をどれほどつまらない存在だと考えてきたのかがわかる。自党の候補の支持率がなぜ10%台にすぎないのか、李候補がどのような理由で40%台の高い支持を受けているのかを考えようとせず、国民のせいにしているのだ。深刻な民意不感症と言わざるをえない。
李候補に対する支持の中には、政権勢力の国家経営に対する失望と怒りがこめられている。独善とごう慢、無能さで国政を誤って導き、国民を苦しめたことに対する厳しい審判だ。自業自得である。
にもかかわらず新党は、リードする候補の頭を叩こうとして、根拠が稀薄な疑惑づくりと拡大に狂奔している。李候補の夫人の腕時計を「1500万ウォン台の外国製の時計」と主張し、ハンナラ党から「開城(ケソン)工業団地で作った11万ウォン台のロマンソン時計」という反ばくを受けた。李候補を「前科16犯」と中傷宣伝し、まだ検察で結論も出ていない「BBK事件」に李候補が関与したと既成事実化する主張を並べ立てている。このような宣伝扇動の体質で国政を乱したために、民意が背を向けたのだ。
高鉉哲(コ・ヒョンチョル)中央選管委員長は26日、談話文で「候補に対する根拠のない誹謗や中傷宣伝に動揺してはいけない。縁故を考えず、政策と政見、候補の能力を見て判断してほしい」と有権者に訴えた。国家元老21人も声明文を発表し、「政党と候補は根拠のないデマと誹謗をやめ、国家指導者としての哲学とビジョンを提示せよ」と注文した。各大統領選候補と国民がこれをともに心に刻まなければならない。






