盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は23日、国会本会議で可決された「三星(サムスン)裏金疑惑関連特別検事の任命などに関する法律案(特検法)」に、02年の大統領選挙後、「当選祝賀金」疑惑が捜査対象に含まれたことについて、「私は当選祝賀金を受け取っていない」と述べた。
盧大統領は24日午後、慶尚南道陜川(キョンサンナムド・ハプチョン)の海印寺(へインサ)で開かれた「海印寺大毘盧殿落成大法会」の祝辞で、「最後は少し楽に過ごせるのかなと思っていたが、わずらわしいことがいくつか起きた」とし、「政策室長の事件や一人の秘書官の事件のうえ、今はなんとかいう裏金問題まで起きていますね…」としたうえで、このように述べた。
盧大統領は、「とにかく、疑われることは非常に悲しいことであり、個人的には恥ずかしく、国家的にも残念なことだ」とし、「特検をしようがしまいが、また、どっちへ進もうと、白黒はわかるようになっている。韓国という国は、どのような手続きを踏もうが、何かを隠せる国ではない」と述べた。
盧大統領はまた、「隠したまま去るわけにもいかないし、そのような能力を持つ人は一人もいない」とし、「かつては権力が強ければ、すべて隠して去ることもできたが、今は、強い力だけでは隠すことはできず、運がよくないと隠せない。世の中は本当に変わった」と語った。
大統領のこのような言葉について、大統領府関係者は25日、「特検法の受け入れ如何とは関係のない言葉であり、とにかく真実は明らかになるという原論的な言葉だ。ありのままに受け入れてほしい」と述べた。
ハンナラ党の羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)スポークスマンは同日の懸案ブリーフィングで、「苦しい言い訳よりも、検察の捜査結果がすべてを物語るだろう」とし、「大統領のすべきことは特検法を受け入れることのみであり、拒否権を行使すれば、当選祝賀金を受け取っていないという釈明は、疑惑増幅の起爆剤となるだろう」と話した。
氏は、「盧大統領は自分の側近たちがかかわった検察の捜査ごとに、ガイドラインを設定して、捜査結果を歪曲してきた」とし、「国民は02年の大統領選挙資金はもちろんのこと、その後の数多くの汚職事件の捜査結果についても疑いの目を向けている」と付け加えた。
いっぽう、大統領府では国会から、「特検法」が送られ次第、内部での検討を経て、今週中に、大統領の拒否権を行使するかどうかを含めた公式見解を明らかにすることを決めたという。
大統領府関係者は、「特検法案は26日、政府に送られるものと見られる」とし、「今週中に、大統領府の公式見解が出るだろう」と述べた。
同関係者は、「特検法案が特検の原則から相当外れているという判断には変わりないが、拒否権の行使如何については、国民の世論や国会状況など、さまざまなことを総合的に考慮して決定するだろう」と述べた。
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