貨物連帯の労働組合員約20人が、労使紛糾の長期化している高速道路のサービスエリアの管理事務所に押し入り、什器を壊すなど、騒動を起こして警察が捜査に乗り出した。
忠清南道天安(チュンチョンナムド・チョンアン)警察署によると20日午後7時20分ごろ、天安市聖居邑料芳里(ソンゴウプ・ヨバンリ)の京釜(キョンブ)高速道路釜山方向の望郷(マンヒャン)サービスエリアの管理事務所に全国民主労働組合総連盟(民主労総)所属の貨物連帯組合員約20人が押し入り、管理事務所長のハン(44)氏ら職員5人に暴行を加えた。暴行されたをハン氏らは、近くの病院に運ばれ治療を受けている。
貨物連帯組合員はまた、管理事務所に押し入ったさい、つるはしで事務什器やドアを壊すなど、2000万ウォン相当(警察試算)の財産上の被害も出した。
警察の調査の結果、貨物連帯組合員約200人は、4月から会社側と対立しているマンヒャンサービスエリアの組合員を支援するため、同日午後、観光バス10台に分乗してマンヒャンサービスエリアに到着したことが分かった。
マンヒャンサービスエリア労組は、会社側が経営革新および構造調整のため、労務課長などを辞任させ、労組の職員らを懲戒したことに対し反発していた。
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