来年は国民年金や公務員年金などの4大年金の受給者が、今年より38万1000人増えて、292万2000人に上るものと見られる。
とりわけ、毎年膨大な税金で赤字を埋め合わせている公務員年金の受給者は、27万2000人と今年より2万3000人増え、財政負担がさらに大きくなる見通しだ。
22日、企画予算処の「08年の基金運用計画」によると、「国民・公務員・私学・軍人年金」の4大年金の受給対象者は、今年の254万1000人から、来年は14.9%増えた292万200人(展望値)に達するものとみられる。
これを受けて、年金支給額は13兆5346億ウォンから15兆4361億ウォンへと増加する。
とりわけ、国民年金の受給対象者は、今年の219万8000人から、来年は255万人へと増加し、支出額も5兆1916億ウォンから6兆3927億ウォンへと増加すると予想される。
予算処では公務員年金の受給者が増えることを受けて、公務員年金の支出額も今年の5兆5398億ウォンから、来年は6兆864億ウォンへと増やした。来年の支出額のうち、公務員年金の赤字補填のための財政投入規模は1兆532億ウォンに達するものと、政府では試算している。
一方、4大年金に失業手当や労災手当ての対象者まで入れた全体の社会保障性基金の受給者は、来年は416万7000人で今年より44万3000人が増え、全体的な支出額も21兆5211億ウォンに達するものと見られる。
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