
「絶対強者も、絶対弱者もない」。世界女子サッカー界が急速に平準化している。中国で10日開幕した国際サッカー連盟(FhFA)女子ワールドカップ(W杯)サッカーは、序盤から混戦の様子を呈している。前回優勝チームのドイツが10日の開幕戦で、アルゼンチンを11—0で下したことを除いては、11日行われた組別リーグのA組とB組の3試合はいずれも引き分けで終わった。
アジアの伝統的な強豪の北朝鮮は、世界ランキング1位の米国と2—2で引き分けて善戦し、A組では世界10位の日本と12位のイングランドが後半に2ゴールずつ入れて2—2で引き分けた。B組では世界3位のスウェーデンが24位のアフリカ・ナイジェリアと1—1で勝負を決められなかった。序盤から異変が続出しているわけだ。
女子サッカーの歴史は100年が過ぎているが、20世紀のほとんどの期間中、「女性らしくない」という理由で萎縮していた。女子サッカーが再び活気を帯び始めたのは1980年代の中盤からだ。米国は1985年、世界初の女子プロチームを立ち上げ、世界女子サッカーを先取りした。アジアでは中国、北朝鮮、日本などが本格的に投資に乗り出しており、欧州ではノルウェー、スウェーデンなどが早くから女子サッカークラブの体制を整えた。
ところが、W杯が始まってわずか16年目となる今大会では平準化の兆しがはっきりしている。FIFAのホームページは、「それほど女子サッカーがグローバル化していることを示唆している」と説明している。
水準も急速に発展している。11日、米国と北朝鮮の試合は男子チームによる試合に劣らなかった。もみ合いやタックルにも長けており、パスは速くて正確で、シューティングはパワーに満ちていた。試合の進行が遅く、狙いの外れたキックをするなどミスを連発していた10年前の女子サッカーの水準とは比較できないほどだった。
これと関連して、北朝鮮のサッカーに詳しいある関係者は、「北朝鮮の女子サッカー代表チームは練習試合も男子チームとだけ行う」と話した。
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