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ユジン企業、ロト宝くじ第2期事業者に選定

ユジン企業、ロト宝くじ第2期事業者に選定

Posted July. 14, 2007 04:44,   

ユジン企業が主導した「分かち合いロト」コンソーシアムが、「金になる木」と呼ばれるロト宝くじの第2期事業者として事実上決まった。

調達庁は13日、宝くじ委員会と調達庁が実施した売上高2兆5000億ウォン規模のロト宝くじの第2期事業者選定の入札で、(株)分かち合いロトが優先交渉対象者として選ばれたと明らかにした。

分かち合いロト・コンソーシアムには、ユジン企業をはじめ、農協、LG、CNS、宝くじソリューション会社のKTeMS、エンゼルロト、ギリシャの宝くじ会社のイントラットなどが参加した。

今回の入札には、コーロングアイネットが主導し、三星(サムスン)SDS、ハナ銀行などが参加した「ドリームロト」コンソーシアム、CJ(株)を中心に大宇(テウ)情報システム、ウリィ銀行などが組んだ「ロトとともに」コンソーシアムなどが名乗りを上げ、最後までしのぎを削った。

調達庁は、これらの三つのコンソーシアムを対象に審査した結果、提案書の評価点数(70%)と価格評価点数(30%)を合算し、分かち合いロトが最高点をつけたので、優先交渉対象者として選定したと説明した。

一方、ユジングループは最近ソウル証券とロジェン宅配を相次いで買収したのに続き、ロト宝くじの第2期事業者にまで選ばれ、「鬼に金棒」といわんばかりにいっそう勢力を伸ばすことになった。

1969年にソウル麻浦区望遠洞(マポク・マンウォンドン)に設立された栄養(ヨンヤン)製菓が母体であるユジングループは、1979年にユジン総合開発、1984年にユジン企業を設立し、レミコン事業に進出し、現在レミコン業界でトップを走り続けている。

1997年にケーブルテレビ放送局であるドリームシティー放送を立ち上げ、メディア事業にまで手を伸ばしている。昨年ユジングループの売上高は1兆1440億ウォンだった。

国民(クンミン)銀行とコリアロタリーサービス(KLS)が5年間手がけてきた第1期宝くじ事業は、12月1日をもって契約期間が満了となり、新事業者は12月2日から宝くじを発売する。



jaeyuna@donga.com ssoo@donga.com