
「リトル太極(テグク)号」が「傷ついたライオン」を制するか。サッカーの韓国ユース(U−20)代表は4日午前8時45分、カナダ・モントリオールのオリンピックスタジアムで、国際サッカー連盟(FIFA)ユース(U−20)W杯の有力な優勝候補に挙げられるブラジルと、グループ別リーグDグループ2回戦をたたかう。
1回戦で米国と引き分けた韓国と、ポーランドに不意の一撃を喫して1敗となったブラジルは、双方とも死活をかけた状況。ブラジル戦を少なくとも引き分けなければならない韓国としては、相手の「攻撃の核」であるアレシャンドレ・パト(18、ブラジル・インテルナシオナウ)をどうやって制圧するかがカギとなる。
チョ・ドンヒョン監督は、ブラジル・ポーランド戦を観戦後、「一人でプレーするスタイルなので、予想したほど脅威の存在ではなかった」と評した。しかし、その履歴を見れば、パトは決して平凡な選手ではない。3歳でサッカーを始めたパトは、2001年からブラジルの名門・インテルナシオナウ幼少年チームで成長して昨年プロデビューし、17歳で、22試合17ゴールを決め、チームをFIFAクラブW杯1位に導いた。
今回の青少年W杯南米予選でもチーム最多の5ゴールを決めた。180センチの身長に右足のキックとヘディングを得意とするパトは、「リトル・ホナウジーニョ(FCバルセロナ)」と呼ばれ、イングランド・プレミアリーグのチェルシー、イタリア・セリエAのインテルミラン、ACミランなどから「ラブコール」を送られている。チェルシーは年俸で2670万ユーロ(約330億ウォン)を提示したという。
ポーランド戦で数度、威力あるシュートを放ったパトは2日、チームトレーニングが終わった後、「ポーランドとの試合は練習過程に過ぎなかった。リズムやペースがよくなかったが、次の試合では違う姿を見せる」と話した。彼は、「昨日はチャンスをたくさん逃がしたが、韓国戦では少なくとも1ゴールは決める」と公言した。
韓国は米国戦で見せた特有の圧迫守備をさらに強めて、パトの攻撃を防ぐ計画。米国戦で「サッカー神童」フレドゥア・アドゥをマンツーマンで巧みに阻んだ李サンホ(蔚山現代)は、「ブラジルは予想ほど強くないと思う。我々も勝てる」と話す。
韓国守備の核、チェ・チョルスン(全北現代)は、「ミッドフィールドで圧迫を強化し、最前方のFWまでボールがつながらないようにし、ボールをとった選手には数人がはりつく組織的な守備で、個人技を武器にするブラジルを下す」と語る。
kimsk@donga.com






