印名鎮(イン・ミョンジン)ハンナラ党倫理委員長が28日、29日に緊急会議を開くことを明らかにした。李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵(パク・グンヘ)陣営のネガティブ検証攻防が度を越え、統制不能な状態にまで突き進んでいるためだという。
印委員長は28日、KBSラジオに出演し、「候補を補佐する者の言葉とは到底信じられない言葉を使い、さらには風水地理師まで動員して手段と方法を選ばずに相手を攻撃している」と嘆いた。田麗玉(チョン・ヨオク)議員は、「内戦」、「尊属殺し」とまで表現し、両陣営の策略を批判した。
両候補陣営の人々の忠誠競争が事態の悪化の一要因だ。彼らは、他候補を中傷する隙さえあれば、膨らませて執拗に食いつく。節度は目にすることもできず、公正な党内選挙には関心もない。どんな手を使ってでも、自分がついた候補が党内選挙で勝ちさえすれば、政権を獲得した暁には職責を得ることができるという計算で、「一件ぶちまけて、ボスによく見られたい」という振る舞いである。
彼らは「民主的党内選挙」や「政権交代」を叫ぶが、腹の中は私利私欲でいっぱいのようだ。このような機嫌取りで争い好きが、左派政権終息のために、反ハンナラ党連合勢力を相手に効果的な選挙戦を展開する能力をはたして持っているのか疑問だ。
5年前、李會昌(イ・フェチャン)候補の周辺を取り巻く人々が見せた悲惨な得票力が、思い出される。李、朴両候補陣営の人々が今演出している「不様な格好」は、本選減票の要因になるだけだ。
両候補から、彼らと距離を置かなければならない。表面では制止する振りをしながら、相手が攻撃を受けてうろたえるのを喜ぶなら、許されない偽善である。政界を引退したが、党を救うために戻ってきたという朴𨛗用(パク・クァンヨン)党内選挙管理委員長も、口先だけで「過剰忠誠の参謀たちを制裁せよ」と言うのではなく、決断力のある行動を見せなければならない。
ハンナラ党は今度こそ、民主的な競争に基づいた「美しい党内選挙」を通じて、国民に信頼と希望を与えることができなければならない。しかし、党内外で97年の「候補交代論」を連想させる「第3の候補論」まで登場しているのが現状なのだ。






