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朴セリ、明夜恍惚と夢をみる

Posted June. 06, 2007 03:33,   

しばらくためらった彼女は、靴下を脱いで水で跳びこんだ。真っ黒に日焼けした脚とは違い、靴下に隠れていた2つの足は真っ白だった。これまでフィールドで過ごした苦難の時間が「白黒のコントラスト」にこめられていた。

1998年7月7日、米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーの全米女子オープン・プレーオフ延長18番。彼女はウォーターハザードに落ちたボールを劇的にすくい上げ、結局、メジャー大会優勝を果たした。経済危機に苦しんでいた国民もその瞬間だけは、希望と勇気を持つことができた。

いつのまにか9年が過ぎた。その年の新人王をとった「素足のショット」の主人公・朴セリ(30・CJ・写真)が、米LPGAの名誉の殿堂にその名を刻む。

7日夜、メリーランド州ハブレ・デ・グレース・ブルロックGC(パー72)で開かれる07マクドナルド・チャンピオンシップに出場する朴セリは、第1ラウンドのスコアカードを提出した瞬間、名誉の殿堂の会員となる。

LPGA名誉の殿堂への入会は、すべての女性ゴルファーの夢。会員になるためには、△10シーズン活動、△27ポイント以上獲得、△メジャー大会優勝、ベアトロフィー(シーズン最小打数)受賞、「プレイヤーオブザイヤー」のうち1つ以上該当という、ややこしい条件を満たさなければならない。

朴セリはすでにメジャー大会5勝(10ポイント)、ツアー大会18勝(18ポイント)、03年ベアトロフィー受賞(1ポイント)で、27ポイント以上(29ポイント)を得たが、「10シーズン活動」に満たなかったため、名誉の殿堂の入会を延ばして来た。LPGAは年間10大会に出場したことを1シーズン活動とみなす。マクドナルド・チャンピオンシップはまさに、朴セリが今シーズンに出場する10回目の大会。

現在、名誉の殿堂会員は、選手出身でない功労者1人を含め計23人。通算60勝を果たしたパティ・バーグなどが1951年に名を刻み、最近の入会選手は05年のキャリー・ウェブ(オーストラリア)だ。「ゴルフ女帝」アンニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は03年、会員になった。

朴セリは、どうせならと、優勝カップを抱いて名誉の殿堂入りを自ら祝おうとしている。マクドナルド・チャンピオンシップは、彼女が3度(1998、02、06年)も優勝した縁の深い大会だ。



why@donga.com