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[オピニオン]結婚格差

Posted May. 29, 2007 06:48,   

結婚に関する金言は数えきれないほど多い。「結婚は鳥かごのようなものだ。外にいる鳥たちはいたずらに入ろうとし、中にいる鳥たちは、いたずらに出ようともがく」と言ったのはモンテーニュ。「結婚するが可か、せざるが可か」「いずれにせよ、汝は後悔せん」と言った人物は悪妻のクサンティッペに苦しめられたというソクラテスの「洞察」だ。「結婚する前には両目を大きく開き、結婚後には半分閉じなければならない」(フランクリン)という現実的なアドバイスも役に立つ。

◆これに「結婚は貧乏の脱出口」という言葉を追加するのはどうだろうか。結婚した男女は、していない男女に比べて経済的に優越した、新しい階層を形成する傾向があるからだ。週刊エコノミスト誌は最新号で「米国では、高所得層、高学歴者同士の結婚はあまり壊れない反面、貧困層、低学歴者同士の結婚はよく壊れる『結婚格差(marriage gap)』が発生している」としながら、この結婚格差が米国社会の不平等を深化させる重要な原因になっていると分析した。貧しい男女が離婚まですることになればもっと貧乏になり、貧富の格差もさらに拡大する以外にない。

◆エコノミスト誌は年俸7万5000ドル以上を稼ぐ階層の92%は、両親のいる家庭で生まれている一方、1万5000ドル以下の底所得層は、両親のいる家庭で生まれた子供が20%しかいないと指摘した。両親のいる家庭の経済水準が高く、子供の教育にもより熱意をもつため、子供たちの社会的成就に差が出るのは当然だ。子供たちの学歴も親の結婚いかんによって変わるという意味だ。

◆米ロゴス大学で国立結婚プロジェクトを推進するバーバラ・ホワイトヘッド氏とデービッド・ポピーノ氏は「添い遂げる人は結婚しない人より平均約4倍豊かだ」と説明する。家庭単位でも「規模の経済」が働くので、一緒に暮らすのは一人で暮らすよりも安くつくからだ。結婚した男性は責任感が強いため酒量は少なく、仕事はより多くこなす。同じ学歴と経歴をもった男の中で、結婚した男性はシングル男性に比べ収入が10〜40%高いという統計もある。

鄭星姫(チョン・ソンヒ)論説委員 shchung@donga.com