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姜代表が辞退を拒否…ハンナラ党の確執激化

姜代表が辞退を拒否…ハンナラ党の確執激化

Posted May. 01, 2007 09:04,   

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4月25日実施の再・補欠選挙で惨敗したことで内部対立が深まっているハンナラ党の姜在渉(カン・ジェソプ)代表(写真)が、30日、党の自浄機能を強化し、党中心の大統領選候補選出体制と支持基盤の拡大などを骨子とした党刷新案を発表した。

しかし、全在姫(チョン・ジェヒ)党政策委議長が同日辞退し、洪準杓(ホン・ジュンピョ)、田麗玉(チョン・ヨオク)の2議員と一部の若手議員らが指導部総辞職を要求しており、余震はしばらく治まりそうにない。

姜代表は同日、ソウル江西区塩倉洞(カンソグ・ヨムチャンドン)にある党本部で記者会見し、「私が退けば新しい指導部選出をめぐって内部対立と混乱が増幅するはずだ。ややもすれば党が分裂することにもなりかねない」と言い、代表辞退を拒否した。そのうえで、「地位にこだわるつもりはない。党の大統領選候補選出選挙が終われば、選ばれた候補と協議して、大統領選挙に役に立つ方向で(自分の)進退を決める」と話した。

李明博(イ・ミョンバク)前ソウル市長側は、公式の反応を出さないまま、「もう少し見守りたい」としたが、キャンプ内部では「刷新案の内容が期待に及ばない」との評価が多いという。

朴槿恵(パク・クンヘ)前代表側は、姜代表の刷新案について「責任ある決定を下した。ハンナラ党がより多くの国民から信頼されるように、大きなリーダーシップを発揮してほしい」と支持を表明した。

一方、姜代表の刷新案の内容を見てから去就を決めると述べた李在五(イ・ジェオ)最高委員は、同日、去就表明を見送った。李前市長の側近である李最高委員が辞退する場合、集団指導体制を取っている姜代表体制は事実上幕を閉じることになり、非常対策委員会による指導体制が登場するものとみられる。



taylor55@donga.com