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443人を売り渡した「奴隷商人」

Posted April. 21, 2007 07:23,   

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身体の不自由な人など社会的弱者数百人をだまし、奴隷船と離れ島の養殖場などに売り渡した一党が警察につかまった。

釜山(プサン)海洋警察署は20日、生活情報紙の広告などを見て訪ねて来た障害者と末期癌患者などを漁船に売り渡した疑い(職業安定法違反)で、金某(48)容疑者など5人を拘束し、逃走したカン某(43)容疑者ら3人を手配した。

金容疑者らは1月初め、「月収200万〜400万ウォン保障、船員募集」という広告を見て訪ねて来た精神薄弱2級の障害者李某(25)さんに酒を飲ませ、売春婦と性関係を持たせた後、その代金として500万ウォンを請求し、李某さんがそれを払えないと、海老捕り漁船に売り渡した疑いだ。

金容疑者らは、李さんが船上生活に耐えられず、3日後、船から脱出を試みるや、同じ手法で借金を負わせ、海苔養殖場に再び売り渡すなど1カ月の間、養殖業者と船主から1300万ウォンを受け取った。

彼らは05年から最近まで、精神薄弱障害者4人と肺癌末期患者、ホームレスと失職者など443人を全羅南道新安郡(チョルラブクド・シナングン)と珍島郡(チンドグン)一帯の海老捕り漁船と養殖場に売り渡すなど、紹介費と借金の名目で10億ウォンあまりを懐に入れたという。



toto@donga.com