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「麗水は完壁」と評価…今後は外交力が勝負

「麗水は完壁」と評価…今後は外交力が勝負

Posted April. 14, 2007 07:56,   

「プレゼンテーションは完璧だったし、一生忘れられない感動を受けた。麗水(ヨス)市民をはじめ、韓国の国民との友情が永遠であることを望む」

全南(チョンナム)麗水市が2012年、世界博覧会の開催地として適合しているかどうかを調査するために9日訪韓した博覧会国際事務局(BIE)のカルメン・シルベン団長は13日午前、最後のプレゼンテーションの後、このように述べた。

調査団は同日午前、ソウル龍山区漢南洞(ヨンサング・ハンナムドン)のグランド・ハイヤット・ホテルで財政計画などに対するプレゼンテーションを受けてから、午後は宋旻淳(ソン・ミンスン)外交通商部長官との面談と記者会見、金在哲(キム・ジェチョル、東遠グループ会長)2012麗水世界博覧会誘致委員長が主催した晩餐を最後に公式の日程を全て終えた。

▲「完壁」と評価された実態調査〓調査団は同日午後3時半から、グランド・ハイヤット・ホテルで行われた記者会見でも麗水市の世界博覧会の開催の妥当性を高く評価した。シルベン団長は、「韓国に来る前は交通と宿泊インフラがちょっと気になっていたが、今は全て消えた。韓国の博覧会誘致に向けた計画と実態調査に対する準備はほとんど完璧だった」とし、「麗水の強みである熱い誘致熱気をBIE総会に報告する」と述べた。

続いて同氏は、「私が泊まったホテルのルームナンバーが2007号で、向かいが2012だった」とし、「偶然なのかどうか分からないが、解釈は記者の皆さんが自由にしてくれ」と言って、2012年麗水市の世界博覧会の誘致可能性と関連して妙な余韻を残した。

調査団のほかのメンバーらも同じく高い点数を与えた。ビセンテ・ゴンサレス・ロスセルタレスBEI事務総長は「世界博覧会を誘致しようとする市民の高い熱気と支持は成功の兆候だ」と述べ、BIEデンマーク代表のスティン・クリステンセン氏は「韓国の準備は確実に私の期待に応えた」と評価した。

BIEハンガリー代表のラスロ・グローツ氏は、「麗水市の世界博覧会誘致が妥当だということを感じ、調査団の心の中に韓国の一部を一緒に持っていくようになった」と感想を述べた。

▲総力を挙げての外交戦が残った課題〓調査団が今回の調査期間中、良い印象を抱いたのは確実なようだ。しかし、専門家らは調査団の評価が重要なのは間違いないが、最終開催地の決定は、会員国の投票によって決まるだけに、これからは外交力を集中しなければならないと指摘した。

ソウル大学のユ・ウイク地理学科教授は、「さらに多くの国際社会の支持を取り付けるためには、政府だけでなく財界や文化界など、全分野が組織的かつ全方位的な誘致活動に乗り出してこそ、02年と同じ失敗を繰り返すことがないだろう」と述べた。

麗水市の短所と指摘されている交通環境を改善するため、誘致委が調査団に約束したインフラ構築の計画を差し支えなく推進するのはもちろん、言葉や宿泊分野なども国際基準に合わせるべきだという指摘もある。

調査団は14日午前、ソウル龍山区漢南洞のリウム博物館を見学した後、午後1時50分、仁川(インチョン)国際空港を通じて出国する。調査団はライバル都市のモロッコのヴロツワフ(5月14〜18日)を逐次訪問して調査を行った後、6月にフランスのパリで行われる第141回BIE総会で麗水市など3都市の調査結果を報告する予定だ。

2012年世界博覧会の開催地は、今年11月、フランスのパリで開かれる第142回BIE総会で98のBIE会員国の秘密投票で決定される。



jefflee@donga.com