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家計の負債、1年間で60兆も増加 史上最高値更新

家計の負債、1年間で60兆も増加 史上最高値更新

Posted March. 07, 2007 06:48,   

昨年、国内家計負債の規模が史上最高値を更新した。

韓国銀行が6日発表した「06年中の家計の信用動向」によると、昨年末現在、家計向けの貸付や販売クレジット(各家庭で後払いで購入した額)をあわせた家計負債残高は581兆9635億ウォンで、05年末より60兆4676億ウォン(11.6%)も増加した。

不動産購入のための家計融資やクレジットカードによる購買が増え、各家庭の借金が大幅に増えたものと、韓国銀行では分析している。

年度別の家計負債残高の増加額は、政府の家計融資増加への抑制政策の影響で、03年8兆5077億ウォンに止まったのを除けば、04年の27兆948億ウォン、05年の46兆8336億ウォン等、目立った増加が続いている。

昨年の家計融資の使途としては住宅購入が54.6%、消費やその他が45.4%だった。

金融会社別に見ると、銀行からの融資は前年より40兆7084億ウォン、相互金融など非銀行からの融資は12兆992億ウォン増加した。ノンバンクからの貸付も05年は2兆7512億ウォン減少したものの、昨年は1兆4763億ウォンと増加に転じた。

国内消費に加え、海外消費まで増え、クレジットカードなどの販売クレジット残高も、昨年末現在31兆5322億ウォンと、1年間で3兆5049億ウォン増加した。



kimsunmi@donga.com