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株式市場、チャイナショックに加え株式型ファンドの買い戻しで大きく動揺

株式市場、チャイナショックに加え株式型ファンドの買い戻しで大きく動揺

Posted March. 06, 2007 07:15,   

会社員の金ジンヨン(43)課長は先月、ここ3年間、毎月100万ウォンずつ積立してきた株式型ファンドを買い戻した(中途解約)。金課長は、「周りから株価が大幅に上がった時に早くファンドを解約して差益を取っておいた方がいいと言われて途中で解約した」と話した。

最近、金課長のようにファンドを買い戻すファンド投資者が急増している。一日に、多ければ3000億ウォン以上の資金が引き出されるなど、先月末だけで2兆3000億ウォン近い金がファンドから流出した。

このように買い戻し要請が殺到していることから、株価が大きく値を下げるのではないかという懸念が出ている。昨年、国内の株式市場は多くの悪材料にも関わらず、株式型ファンド資金の流入で支えられてきたが、今度はファンドの解約が集中して、株価が下向きに転じた。ただでさえ、世界の株式市場が「チャイナショック」で連日急落している状況で、このように買い戻しにブレーキがかからなければ、国内の株式市場も大きく動揺すると見られる。

▲1日に3000億ウォン以上が流出〓国内の株式型ファンド買い戻しは、深刻なレベルだ。2月の1ヵ月間で買い戻しによって株式市場から流出した金は、2兆2958億ウォンに達する。先月16日には3243億ウォンが減少した。顧客が買い戻しを要請すれば、ファンドを管理する資産運用会社は、買い戻しの資金を用意するため、保有している株式を売らなければならない。これはただちに株価下落につながる。

先月、資産運用会社が2兆1350億ウォン分の株式を売り越したのも、ほとんど買い戻しの資金を用意するためだった。資産運用会社の売り越しの規模は04年1月(2兆2454億ウォン)以後、3年ぶりに最大値となった。投資者が先を争って買い戻しに乗り出したことには海外ファンドの影響が大きい。

昨年、中国ファンドなど、海外ファンドが「ビックヒット」してから、今年、海外ファンドに乗り換えようとしている投資者が急増したためだ。今年、海外株式型ファンドに流入した金は、2月の2兆646億ウォンなど、計3兆4464億ウォンに上る。

積立式ファンドに投資してから3年たった加入者を中心に買い戻しが多く行われているのも特徴だ。

未来アセット資産運用のク・ジェサン社長は、「最近相次ぐ買戻しでファンド運用に少なからぬ支障が生じている」と述べた。

▲株式市場に赤信号〓株式型ファンド資金の離脱で、国内の株式市場に「赤信号」が灯った。先月は、外国人が資産運用会社の売却の量を帳消しにするほど積極的に「買い」注文に乗り出したため、市場のショックは少なかった。

しかし、チャイナショック以後、外国人まで売りに転じて、株価の見通しが不透明な状態だ。外国人投資者は今年に入って2月26日までに1兆5812億ウォン分の株式を買い越したが、先月27日、チャイナショック以後4取引日間で、7120億ウォン分を売り越した。

シンヨン証券の金セジュン投資戦略チーム長は、「グローバルショックに株式型ファンドの買い戻しまで重なって、国内の株式市場は大きな危機に直面している」と分析した。



ssoo@donga.com