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[社説]政治会議より、盧政権の「悪性コード」廃棄が先だ

[社説]政治会議より、盧政権の「悪性コード」廃棄が先だ

Posted November. 27, 2006 07:10,   

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は昨日、李炳浣(イ・ビョンワン)秘書室長を通じて、民生法案の国会処理と今後の国政運営の方向を議論するために、与党ヨルリン・ウリ党、野党ハンナラ党の代表と院内代表、大統領と首相が参加する「与党・野党・大統領府、政治交渉会議」を開くことを提案した。昨年の大連政の提案に続くさらなる政局突破カードと読める。

しかし、李室長は、「与野党の対峙と国会のこう着状態」を国政漂流の原因と規定し、「歴代政権末期に、国政漂流とマヒ現象で、金融危機などの国家的重大危機が発生した」と述べた。今の失政はもとより金融危機のような事態が起これば、それも「国会のせい」というわけだ。野党から、「失政の希釈」という反応が出るのも無理ではない。

経済の成長エンジンが弱まり、安保不安の深化と左派勢力の過激デモで、国基まで揺れている。国がこのような状態に至った根本原因は、大統領と彼を左偏向理念実現の「道具」としてきた386政権グループの「悪性コード」にある。「アジアで最も企業運営が困難な国」をつくった「反市場コード」、韓米同盟の弛緩や北朝鮮に対する国際協力から外交的孤立を招いた「同じ民族コード」、教育競争力を急落させた「平等コード」、いわゆる「政務的判断」と言って多数を引きつけるために少数を叩く「ポピュリズム的コード」などだ。言葉はもっともらしいが、結果は多くの国民を苦しめる中途半端な理念コードである。

常習的な人事跛行は、それ自体が悪性コードだ。辞退することでひとまず落ち着きを取り戻したが、憲法機関の権威と憲法にひどい傷を残した全孝淑(チョン・ヒョスク)波紋、鄭淵珠(チョン・ヨンジュ)KBS社長の連任強行、外交安保ラインの「自主・太陽コード」人事の固執、政府と公企業の絶え間ない「回転ドア人事」と「報恩人事」など、目の前の状況だけでもすべて列挙できないほどだ。最近、再選に成功したブラジルのルーラ大統領は、「責任ある地位を友人や側近で埋めてはいけない」と述べた。

大統領府は先週、「大統領府ブリーフィング」に書き込まれた約500件の不動産政策の批判文を削除し、市民団体の抗議を受けた後、復旧させた。この事は、「聞きたくない話には聞く耳持たない」という政権の悪性コードが確認された小さな例にすぎない。

大統領は3ヵ月前、ノサモ(盧武鉉を愛する人々の会)会員たちを招待し、「韓国の政治・経済・社会の中で赤信号がともったところはない」と言った。大統領がこのように判断しておきながら、突然の政治交渉会議を提案するなら、その真正性を簡単に信じることができるだろうか。国政破綻をもたらした悪性コードを捨てない限り、いかなる提案も危機逃れのための「戦術的変身」に映らざるをえない。