
22日午後2時。サッカーの実業ナショナルリーグ最強者を決めるチャンピオン決定戦である金浦(キムポ)ハレルヤ−高陽(コヤン)国民(ククミン)銀行戦が行われた京畿道(キョンギド)の金浦総合運動場。
ハレルヤ選手たちは競技直前、全員がグラウンドにひざまずいてお祈りをした。選手たちは、「Kリーグに進出し、神様をもっと広く知らせられるように」と祈った。
ハレルヤ選手たちは京畿道河南市(ハナムシ)のある保育園で合宿をする。七つの部屋にそれぞれ3、4人ずつが寝る。床で寝る選手もいる。
ハレルヤは、失業リーグ11球団の中でも資金事情が一番劣悪している。蔚山尾浦(ウルサン・ミポ)造船、国民銀行などの年間予算は22億〜25億ウォン。他の球団は15億くらいだ。ハレルヤは全国の教会と信徒たちの後援で集めた10億ウォン未満で運営する。球場も唯一人造芝だ。選手層も薄い。
このようなハレルヤが後期リーグで7勝2分け1敗で優勝を占めた。誰もが驚いた。
後期リーグチームの15ゴールの中で11ゴールを成功した攻撃手李ソンギル(31)とソン・ホサン(27)は7年間、ハレルヤで呼吸を合わせて来た。後期リーグの最優秀選手に選ばれたこともある李ソンギルは、他のチームのスカウト提案を数回も断った。
李ソンギルが望むのは、人気でもお金でもない。サッカーで神様をより広く知らせたいだけだ。
李ソンギルは、「相手がゴリアテなら、我々はダヴィッドだ。ダヴィッドが勝ったように、我々も必ずKリーグに行く。Kリーグで活躍したい」と述べた。
ハレルヤは今シーズンを最後に、安山に縁故を移す。安山市が積極的ではあるものの、最小50億ウォン以上かかるプロ球団を運営するには力不足だ。
李ヨンムハレルヤ団長は、「まずは、Kリーグ昇格のため死力をつくす。上がれば道があるかも知れない」と話した。
ハレルヤよりは環境の良い国民銀行も悩みは多い。8勝2分け無敗の圧倒的戦力で前期リーグで優勝したが、10月にユニホームを変えてからはうまく行ってないのだ。1分け2敗。20日には、豚頭を供え物に祈りの行事まで行なった。Kリーグ昇格も心配事だ。外国人投資者たちが、数十億ウォンが要るプロ球団運営を承認するかどうかも疑問だ。
史上初めて、プロチームへ昇格するチームを決める歴史的競技だったが、競技場はがらんとしていた。
両チームのサポーターズ20人あまりと市の関係者、団体観覧に来た小中高校生を除いた純粋な観衆は数十人水準。次のシーズンから、二つのチームの中一つのチームと競技を行わなければならないKリーグ監督の中では、スイス出身の釜山(プサン)アイパークのエンデ−・エグリ監督が唯一だった。
エグリ監督は、「韓国はサッカーを愛する人も多く、熱情もすごい。選手たちの水準もスイスより高い。ところが、競技場はどうしてこんなにがらんとしているのか理解できない」と語った。
両チームは同日、熾烈な攻防を繰り広げたが、0−0で得点なしに終わった。
前半21分、ハレルヤの朴ドヒョンの中距離シューテングがゴールポストを当てたのが良くなかった。ハレルヤのゴールキーパー、ファン・ヒフンは後半23分、国民銀行の金ジェグのPKキックを受け止めるなど決定的ファインプレーを何回もした。最後の勝者を決める第2次戦は26日午後3時、高陽総合運動場で行われる。
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