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韓国軍の生き証人、甲種将校が歴史の中へ

Posted November. 17, 2006 06:55,   

15日に実施された大将級の軍首脳部人事で、56年の歴史を持つ「甲種将校」出身が軍から完全に姿を消す。甲種将校出身で最後の現役である権泳基(クォン・ヨンギ)2軍司令官(甲種222期・大将)が17日、退役式を行う。

権司令官は、今回の人事で陸軍参謀総長候補に取り沙汰されたが、朴興烈(パク・フンリョル)陸軍参謀次長が抜てきされたため、軍服を脱ぐこととなった。兵士として軍服務中に甲種将校に選ばれ、1968年に少尉任官した。金寛鎮(キム・グァンジン)新合同参謀議長(陸士28期)よりも4年早く任官した軍最古参の将軍だ。

1950年、陸軍歩兵学校に設置された甲種幹部候補生過程は、同年に363人が第1期生として任官したのを始め、1969年の第230期生に至るまで計4万5424人の将校を輩出した。足りない将校を確保するため、高卒以上の学歴の20歳以上の男子を対象に「甲種幹部候補生」を選び、一定期間の軍事訓練を経て少尉に任官させた。

韓国戦争が勃発すると、第1、2期らは、まだ修了証も手にしていない候補生の身分で戦闘に参加した。その後、多くの甲種将校たちが、ベトナム戦とスパイ掃討作戦で戦功を立て、太極武功勲章3人をはじめ5342人が武功勳章を受けた。また韓国戦争で809人、ベトナム戦で174人、スパイ掃討作戦で5人など、これまで988人が戦死した。

甲種将校出身の将軍は、現政府の初代国防長官を経験した鉠永吉(チョ・ヨンギル)氏と、今回退任する権司令官を含め、これまで200人が輩出された。

権司令官は、「兵士として服務した期間を含めて、40年間、国のために奉仕する機会を得たのは、大きな恩恵だと思う」と感想を語った。

甲種将校団中央会関係者は、「危機がある度に、一線で祖国を守ってきた甲種将校団が国軍の生きた歴史として記憶されることを望む」と話した。



ysh1005@donga.com