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[社説]姜在渉、金槿泰、そして追従する機会主義者たち

[社説]姜在渉、金槿泰、そして追従する機会主義者たち

Posted October. 19, 2006 03:04,   

野党ハンナラ党の姜在渉(カン・ジェソプ)代表は一昨日、全羅道(チョルラド)地域を訪れた席で、「盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の対北朝鮮包容政策は、金大中(キム・デジュン)前大統領の太陽政策までも台無しにした」と述べた。ハンナラ党は、「盧政権の包容政策が誤りであったことを強調する趣旨だった」と弁解したが、面映ゆい発言だ。誰が聞いても、事実上太陽政策をかばう発言だからだ。

国会議員の再・補選と来年の大統領選を控え、いくら全羅道の票がほしいからと言っても、今の北朝鮮の核危機をもたらした元祖である太陽政策をかばったのだから情けない。ハンナラ党のアイデンティティとも合わない。北朝鮮の核開発の芽が開くように日を差し入れ、水と肥料まで与えたのが太陽政策であり、現政権の包容政策はそれを受け継いだものであることを、姜代表はまったく知らなかったと言うのだろうか。

北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記は、自分の生命が脅威を受けたり、体制維持が困難な状況に直面したりしない限り、決して核を放棄しないと、多くの国内外の専門家たちは見ている。にもかかわらず韓国側でよくなだめれば、北朝鮮は核を放棄するという幻想に浸って北朝鮮をかばい、米国と日本に石を投げつけたのが、金大中前大統領と太陽政策の追従者たちだ。姜代表もその隊列に立つという考えなのか、問わざるを得ない。

与党ヨルリン・ウリ党の金槿泰(キム・グンテ)議長が、「太陽政策と包容政策の救済」に血眼になっているのも、見苦しいのは同然だ。国連の対北朝鮮制裁が始まった状況で、政権与党の代表が「金剛山(クムガンサン)ファイト」を叫び、開城(ケソン)工業団地と金剛山訪問まで計画するとは、アイデンティティを疑わざるを得ない。政府と国際社会の強力を妨害し、親北朝鮮左派たちをけしかけ、結果的に北朝鮮の誤った判断を助けるという考えではないのか。

国家安保は、政略によって商取引するように、他のことと簡単に取り替えることができるものではない。そのような点で、金前大統領に良い印象を与え、全羅道票を得ようとして国家安保に害悪を与えた太陽政策をかばうことは、無責任きわまりない。それはまた、全羅道と全羅道の人々の名誉に触れる行為でもある。

大統領選候補らも、北朝鮮核問題に対し、明確な立場を明らかにしなければならない。党の陰に隠れ、適当に過ごそうとしたり、有利か不利かを計算して曖昧な表現で機会主義的に振る舞おうとしたりするなら、国家指導者としての資格はない。国民はそのような政治家を信じない。票を得るために再び民族の幻想を煽ぎ、国民を惑わす政治家は、最後には見捨てられるだろう。