絶好調の薛鐗鉉(ソル・ギヒョン、27、レディングFC)の上昇ぶりがすごい。最近、韓国のサッカーファンは、「薛鐗鉉のお陰でサッカーが面白い」と言うほどだ。
1日、イングランド・プロサッカー・プレミアリーグのウェストヘムとの試合で、今シーズン2本目のゴールを入れた薛鐗鉉が、4日発表されたプレミアリーグ公式統計サイトの「Actim Stats」選手ランキングで123点を得、先週より6階段上がった第13位を占めた。先月12日に第68位だった薛鐗鉉は3週間で、おおよそ55階段も飛び上がる超高速上昇をし、韓国人プレミアリーガーでは初めで、「トップ10」入りを目前にしている。薛鐗鉉は13位にランクされたが、チームの仲間であるケビン・ドイルと、12位を占めたオーストラリア出身のミッドフィルダー、ティム・ケーヒル(エバートン)と同点になり、事実上共同11位ともいえる。
レディングの右サイドMFとして活躍する薛鐗鉉は、プレミアリーグのミッドフィルダー順位でも第5位に上がり、デビュー初年度から自分の立地をしっかり押し堅めている。特に、薛鐗鉉がウェストヘム戦で入れたシーズン2号のゴールは、プレミアリーグが選定する「今週のゴール」候補にも上がった。
プレミアリーグ出場7試合で2ゴールを入れた薛鐗鉉。ガーナとの評価試合(8日)と、シリアとの07アジア杯予選(11日)のため3日、帰国した薛鐗鉉は、「今や最強チェルシーと試合しても自信がある」と話した。
専門家らは、薛鐗鉉がうまくいっている理由に、このような自信感をあげた。00年7月、欧州のはずれであるベルギー・ジュピラーリーグで始め、イングランド・チャンピオンシップ(2部リーグ)で積み上げた経験が土台となって、今輝いているということだ。
事実、薛鐗鉉は運も良かった。ウルバーハンプトン時代の昨年は負傷で苦戦し、代表チームでもこれといった活躍ができなかった。韓国復帰まで考慮した薛鐗鉉は今年初め、プレミアリーグに進出したレディングFCのスティーブ・コッペル監督のお陰で、「ビッグリーガー」として輝くことができた。コッペル監督が、チャンピオンシップリーグでいつも一生懸命に走る薛鐗鉉に関心を持ち、選択したのだ。
「チーム内に有名選手が少なく、選手たちがお互いを認め信頼するチーム雰囲気の中で、薛鐗鉉は輝くことができた」と言うのが、ソ・ヒョンウクMBC解説委員の評価。そのため、朴智星(パク・ジソン、25)が、世界的なスターがおおぜいいるマンチェスター・ユナイテッドで苦労しながら主戦を確保したのに比べ、簡単に主戦を手に入れることができたという分析だ。
しかし、早くから欧州のマイナーリーグで、涙にぬれたパンを食べ、「ビッグリーグ」に向けた夢を育てながら流した汗がなかったなら、今日の薛鐗鉉はいなかったはずということが専門家たちの共通した意見だ。
yjongk@donga.com






