政府が、李在庸(イ・ジェヨン)前環境部長官を健康保険管理公団理事長に任命したのに続き、金完基(キム・ワンギ・62)前大統領人事首席秘書官を公務員年金管理公団理事長に任命したことで、「天下り人事」論議が起こっている。
行政自治部(行自部)は24日、「23日付人事発令事項/公務員年金管理公団理事長/金完基」という短い報道資料を公表した。
これに関して、行自部人事革新チーム関係者は、「有名な方だから(詳細なプロフィール資料は)出さなかった」と説明した。
しかし、行自部がこれまで機関長を任命する際には、写真や履歴などを添付してきたことから、「天下り人事」論議をひそかに避けようとしたのではないかという指摘を受けている。
公務員年金管理公団は、7月10日から26日まで公務員年金管理公団理事長を公募し、最終5人に絞った候補の中から金新任理事長が決定されたとし、「手続上問題はなかった」と明らかにした。
公団関係者は、「公団は公募を通じて複数の候補を決定し、行自部が大統領府に任命要請をして、大統領が金前秘書官を公団理事長に最終任命した」と述べ、残りの候補4人については、「非公開が原則なので、明らかにできない」と述べた。
これと関連して、鄭泰浩(チョン・テホ)大統領府報道官は、「参加型政府の人事原則に従ったもの」と述べ、天下り人事とは関係がないと主張した。
全羅南道谷成(チョルラナムド・コクソン)出身の金新理事長は、1964年に光州(クァンジュ)高校を卒業し、9級公務員(面事務所書記補)として公務員生活を始め、行自部広報官、光州行政副市長を務め、参加型政府の発足後は、鄭燦龍(チョン・チャンニョン)元秘書官に続き人事首席秘書官を務めた立志伝的な人物だ。
金新任理事長は、5月に人事首席秘書官を辞任し、「やるだけのことはやった。少し休みたい。智異山(チリサン)のふもとで農家を購入し、余生を送る」と言っていた。
しかし、金前秘書官が公職を離れて4ヵ月も経たずに公団理事長に任命されたことで、「大統領府が李前環境部長官に続き、金前秘書官までコードに合った人物への報恩人事をしたのではないか」という指摘を受けている。
特に、公務員年金管理公団理事長と健康保険公団理事長は公募で選出するようになっているにもかかわらず、いずれも盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の側近が任命され、公募制が有名無実になっているという批判もある。
公務員年金管理公団は、職員553人、事業予算が11兆ウォンにのぼる組職だ。公務員の退職給与の支給および基金増殖事業が主な業務であり、忠清南道天安市(チュンチョンナムド・チョナンシ)の常緑リゾートを運営している。
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