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大統領府「李百万首席がK氏を推薦したのは事実」

大統領府「李百万首席がK氏を推薦したのは事実」

Posted August. 17, 2006 03:34,   

大統領府は16日、劉震龍(ユ・ジンリョン)前文化観光部次官の更迭波紋に関連して「李百万(イ・ベクマン)大統領広報首席秘書官が、アリランテレビの副社長職にK氏を推薦したのは事実だ」と明らかにした。

全海𨩱(チョン・ヘチョル)大統領民情首席秘書官は同日、大統領府で記者懇談会を開いて、このように明らかにした。そのうえで「基本的に李首席がK氏を推薦して(人事協議が)始まった。それがうまく行かず、異見があり、関連秘書官(楊正哲・国政広報秘書官)が文化部に話した」と説明した。

全首席秘書官は、劉前次官を更迭した理由について「新聞流通院の運営が厳しいという情報が引き続き報告され、6月中旬頃に企画予算処、文化観光部、新聞流通院、大統領府の関係者など10人余りに対して調査を行った」とし、「調査結果、劉前次官が新聞流通院の事業不振に政務的な責任があるとみた」と更迭の背景を明らかにした。

「政務的な責任ならどうして長官を更迭しなかったか」という質問に対して、全首席秘書官は「金明坤(キム・ミョンゴン)文化観光部長官が今年3月に就任し責任を問うことができなかった」と釈明した。しかし、劉次官が任命された時期も今年2月なので、時期には大きな差がない。大統領府が劉前次官の更迭理由について公に明らかにしたのは初めてだ。

これに先立ち、東亜(トンア)日報は、今月16日付で「匿名の幕」の裏で行われる大統領府の「おかしな弁解」を批判したことがある。同日の懇談会には劉前次官が人事請託をしたと名指しした李百万広報首席秘書官と楊正哲(ヤン・ジョンチョル)広報企画秘書官は現れなかった。



jyw11@donga.com