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韓米、FTA開放案を一括交換

Posted August. 16, 2006 03:02,   

自由貿易協定(FTA)交渉を繰り広げている韓米両国は15日、駐米韓国大使館を通じて工業製品と農産物、繊維の3分野の1万1261品目に対する開放案(譲許案)を一括交換した。

工業製品分野で双方は第2次交渉で合意した通り、関税撤廃の履行期間を協定の発効日から、△即時、△3年、△5年、△10年、△その他(開放の不許可、10年以上など)に分類した開放案を交換した。

通商交渉本部は開放案の品目詳細を公開してはいないが、「農産物の分野でコメなど一部敏感な品目は関税撤廃の対象から除かせた」と発表した。反対に、米国側の民間品目の繊維・衣類に対しては5年以内の開放を求めたものとされる。

韓米両国は今回交換した相手側の開放案を検討した後、来月6〜9日、米シアトルで開かれる第3次交渉で、品目別に関税撤廃の履行期間を具体的に決める作業に乗り出す。

一方、医薬品分野の交渉は、韓国が健康保険での薬価策定適正化を目ざし進めている「医薬品の健康保険選別リスト方式(ポジティブシステム)」に米国側が反発し中断していたが、今月21日から2日間、シンガポールで交渉を再開することも決めた。



smhong@donga.com