千正培(チョン・ジョンベ)前法務部長官の辞職を受けて、後任人選をめぐって大統領府と与野党が対立している法務部長官の候補が、文在寅(ムン・ジェイン)前大統領民情首席秘書官と金成浩(キム・ソンホ)国家清廉委員会事務局長の二人に絞り込まれたもようだ。
大統領府は早ければ8日、法務部長官の人選を協議するための人事推薦会議を開き、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領に報告した後、法務部長官の後任指名者を発表する予定だ。大統領府の主要関係者は同日、「現在、法務部長官の後任に文氏を含め、複数の人物を検討している」とし「文氏と金処長が有力な候補」と明かした。
大統領府の一部では、与党ヨルリン・ウリ党からけん制を受けている文氏を法務部長官に起用される可能性に否定的な見方も出ているが、盧大統領は具体的な意思表示をしていないとされる。
盧大統領は、法務部長官の人選を確定して発表した後は、企画予算処次官など約13省庁の次官級人事も行う方針だ。一方、同日に辞表が受理された金秉準(キム・ビョンジュン)前副首相兼教育人的資源部長官の後任人事はやや遅れる見込みだ。
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