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現代・GM大宇…自動車業界、労使交渉が急進展

現代・GM大宇…自動車業界、労使交渉が急進展

Posted July. 22, 2006 03:12,   

自動車業界の労組のストが新たな局面に差しかかっている。

生産へのしわ寄せで輸出船積みが停止したという八方ふさがりの状況に追い込まれた現代(ヒョンデ)自動車は、これまでの両者一歩も譲らないにらみ合いから一応脱却し、中核の争点について意見の隔たりを縮めている。

また、GM大宇(テウ)自動車の労使は、暫定合意案づくりまでこぎつけており、起亜(キア)自動車の労組も正常勤務をしながら、交渉を行うことに決めた。

長期ストで、現代自動車および同社の協力会社の被害はますます大きくなる一方だ。

●自動車業界、賃金交渉に弾み

GM大宇の労使は21日開かれた第20回の交渉で基本給5万6000ウォン(基本給対比3.98%)のベアと妥結一時金200万ウォン、事業目標の達成一時金100万ウォンなどに暫定合意した。同社の労組は、来週中にこれを全体組合員の賛否投票に付すことにした。

現代自動車の労使も、同日第17回交渉でベア率および月給制の導入など、主な争点をめぐって既存の主張から一部後退し、相当部分意見がまとまった模様だ。19日まで一日2時間だけ作業していた現代自動車の労組は、20日からストの度合いをやや低め、一日8時間ずつ勤務している。

同社の関係者は「中核争点についてかなり折り合いがついた上、労使ともに『夏休みの前までの妥結』を視野に入れているため、早ければ来週のはじめに暫定合意案がまとまるものと期待している」と述べた。

部分ストを繰り広げていた起亜自動車の労組は、同日から25日までに正常勤務を行う方針を固めた。同社の労組は、25日までに使用者側と交渉の進み具合を見極めたうえで今後の計画を決める予定だ。

しかし、双龍(サンヨン)自動車の労組は21日午前、15分だけ勤務した後、京畿道平澤市(キョンギド・ピョンテクシ)内で三歩一拝(三歩に一度額を地面につけるお辞儀をする仏教の修行のひとつ)行進を行った。

●現代車被害額は増える一方

現代自動車は、今回のストによる被害額が同日現在1兆1529億ウォン(8万3710台の生産遅延)に増えていると発表した。20日開始された輸出の船積み中止は同日も続いた。会社側は、いったん23日までに船積みを停止すると発表している。3400社あまりに上る現代自動車の1、2次協力会社の被害額も7000億ウォンに達している。