ファン・チヨン(46)憲法裁判所憲法研究官が、8、9月の憲法裁判官5人の交替人事を控えて、裁判官になってはならない7類型の人物をマスコミへの寄稿文を通じて明らかにし、話題となっている。ファン研究官は27日、連合ニュースに同寄稿文を送った。
ファン研究官は「法服を脱いだ多くの裁判官と検事が愛情を傾けた組職を守るために沈黙するのを見て、彼らの無言の苦痛を想像してみた」とし、「少なくとも(憲法裁判官)任命に排除すべき類型を、苦心の末に書いた」と心を披露している。
ファン研究官が候補として排除すべきだとした第一の類型は、「最高の実力崇尚主義に即して出世志向的な経歴を持った候補者」。また「司法試験は実力で合格することができても、憲法裁判は実力でするものではない」とも語った。
第二に「女性について偏見を持った候補者」。「家父長的思考にどっぷり漬かっていて、離婚した女性に甚だしい偏見を持ち、彼女らを見下した候補者は排除すべきだ」と言うのがファン研究官の主張だ。
第三に「障害者に対して偏見を持った候補者」。「障害者の苦痛と努力を理解せず、障害者の能力を捐毀する人物には(憲法裁判官)資格がない」という主張だ。
第四に「特定の高校、大学の優越主義に陥って、他の高校や大学出身者は、何か物足りない人と判断する候補者」とファン研究官は語った。
第五に「特定地域出身の候補者が大統領になれば、法服を脱ぐと豪語した人物や、特定地域出身について病的な位の偏見を持った候補者」。
第六に「現職大統領の認識とは違う思考にプログラム化されていた人が、大統領選出に積極的に反対する過激な発言をして、(現在は)大統領とのコネを強調する候補者」。
第七に「法曹中心主義に陥って教授や文学者、芸術家など他の専門職の人はたいしたことないという認識を持つ候補者」。
ファン研究官は「国民が関心を持って(裁判官の任命過程を)見守らなければ、透明な手続きを踏まずに少数の権力エリート間のコネによる密室談合によって推薦が行われる可能性がある」と憂慮した。
ファン研究官は、延世(ヨンセ)大学法学部で法学博士の学位を取っており、1996年に憲法研究員として憲法裁判所に入った後、憲法研究官補を経て、2003年憲法研究官に任命された。ファン研究官は大多数の憲法研究官とは違い、判事や検事出身ではなく、現在米国で研修中だ。
一方、権誠(クォン・ソン、司法試験8期)裁判官は8月13日に定年退職し、尹永哲(ユン・ヨンチョル、考試11期)憲裁所長と金曉鍾(キム・ヒョジョン、司試8期)、金京一(キム・ギョンイル、8期)、宋寅準(ソン・インジュン、10期)裁判官は任期6年を終え、9月14日に退任する。
尹所長と宋裁判官は大統領が任命しており、権裁判官はハンナラ党の推薦で、金曉鍾裁判官は与野党の合意で、金京一裁判官は最高裁判所長官の指名で任命された。したがって新任裁判官5人のうち、2人は大統領が、2人は国会が、残りの1人は最高裁判所長官が決定権を持っている。
jefflee@donga.com






