京釜(キョンブ)高速鉄道の千聖山(チョンソンサン)区間の元曉(ウォンヒョ)トンネル工事を続けることができるという最高裁判所の判決が出た。このトンネルの工事中止を要求する仮処分申請(一名、山椒魚訴訟)が提起されてから、2年8ヵ月ぶりだ。このトンネルは、慶尚南道梁山市(キョンサンナムド・ヤンサンシ)と蔚山(ウルサン)を結ぶ千聖山〜鼎足山(チョンジョクサン)区間の一部で、長さが13.2kmだ。
最高裁判所3部(主審キム・ヨンナン最高裁判事)は、千聖山の寺と山椒魚、環境団体「山椒魚の友」(代表ジユルお坊さん)が、京釜高速鉄道の施工者である韓国鉄道施設公団を相手に出した仮処分申請を、2日、棄却した。
裁判部は決定文で「現段階では、トンネル工事によって環境が破壊されるとは考えられない」と明らかにした。
裁判部は、「公団側は、環境団体などがトンネル工事が環境を毀損し、断層台の地質の特性を反映しなかったため、トンネルの安全性が憂慮されるという指摘について、専門家を動員し、自然変化に対する詳細な調査を行っており、地質的な特性を反映し、設計と工法を見直した」とした。
しかし、裁判部は「公団側は、憲法に保障された環境権を守るべき責務があるため、環境影響評価の際に考慮されなかった事情が起きれば、新たに評価を実施するか、環境侵害を防ぐ対策を講じなければならない」と話した。
申請者たちは、トンネル工事が山椒魚の棲息する湿地を破壊するなどの理由で、2003年10月に工事着工禁止の仮処分申請を提起した。彼らは、2004年4月と12月、1、2審で棄却されると、最高裁判所に判断を求めた。
この過程で、チユル上人が3回断食をして社会的な関心を集めており、環境団体の抵抗で2004年と昨年に約3ヶ月ずつ、計6ヶ月間工事が中断された。
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