
●鄭暻鎬・李天秀「身長高い鉠宰榛はヘッドに有利」
サッカー韓国代表の新鋭FWとして注目を浴びている鉠宰榛(チョ・ジェジン、清水エスパルス)は物静かに座っていた。嵐のような質問攻めには、低い声で落ち着いて答えていた。
22日、ソウル西大門区弘恩洞(ソデムング・ホンウンドン)のグランド・ヒルトンホテルで行われたインタビューで、鉠宰榛は仲間の信頼を改めて確認した。FWのうち、鄭暻鎬(チョン・ギョンホ、光州尚武)と李天秀(イ・チョンス、蔚山現代)が「アドフォカート号の解決屋」1号として鉠宰榛を名指ししたのだ。
足首にけがをした鄭暻鎬は23日のセネガル戦を意識して、「重要なゲームを控えると決まって負傷するジンクスがある。実は、自分も出場して良い試合を見せたい気持ちが強い」と、特有のお人良しの笑い顔を見せながら話した。
鄭暻鎬は「誰が代表チームの解決屋の役目を担うのか」という質問に、「そうですね」と切り出しては、「やっぱり一人を選べと言われたら鉠宰榛でしょうね」と言う。理由については、「背(186cm)が高いのでセンタリングをヘッドで合わせるのに有利だと思うから」と話した。
この話を聞いていた鉠宰榛は軽く笑った。鉠はセンターFWの座を巡って競合している安貞桓(アン・ジョンファン、176cm、デュイスブルク)の話から持ち出した。
「ゴールへの執念では安貞桓さんの右に出る人はいません。ドリブルに続く、ワンテンポ速いシュートは大韓民国ではずば抜けていますからね」と持ち上げた。と言いながらも、鉠宰榛は差別性を強調した。
「自分はセンターリングによるプレーが好きです。安さんとはスタイルが違います。お互いに自分の強みを生かせば、良い結果が出せると思います。2002年の安さんのように、決定的な時に一発を決めたいですね」と話した。
●アドフォカート、安貞桓にシュート特訓
安貞桓は「競合」という言葉に負担を感じる様子だった。安は、代表チームのセンターFWが有力だという話に直接的な答えは避けたまま、「覇気ある新人が増えた」と遠まわしに話した。また「2002年と比べれば自分も年取っている」と言いながらも、「体力だけはまだ自信がある」とやる気を隠さない。
仲間たちは鉠宰榛に希望をかけているが、アドフォカート監督は安貞桓にも重みをかけている。監督は、安貞桓に集中的に特別指導を行っているものとされる。安貞桓は「最前線からわざわざ遠くまで下がらないようにしろとの指摘を受けた」と言い、最前線での攻撃に焦点を合わせていることを明らかにした。
結局、アドフォカート監督は鉠宰榛の高さを生かしたプレーと、安貞桓のテクニックとで適切な組合を探し出そうとするだろう。安貞桓は、国際Aマッチに57試合出場して15得点、鉠宰榛は18試合で4得点をマークしている。
一方、鄭暻鎬は、自分のライバルである薛鐗鉉(ソル・ギヒョン、ウルバーハンプトン)のスケールの大きいプレーを褒め称えた。また金南一(キム・ナムイル、水原三星)は、2002年以後、一番成長した選手として李天秀を選んだ。
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