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「人生に挫折はない、夢と希望があるのみ」…口足画家のラッパー氏

「人生に挫折はない、夢と希望があるのみ」…口足画家のラッパー氏

Posted April. 24, 2006 03:22,   

両腕と足が短い身体障害を乗り越え、世界的な画家兼写真作家として活動している英国の女性芸術家アリソン・ラッパー氏(41)が23日4時10分頃、エミレーツ航空EK322便で仁川(インチョン)国際空港に到着した。

口足画家として広く知られたラッパー氏は、科学技術部傘下のアジア科学人材フォーラムの招請を受けて訪韓した。

ラッパー氏は多少疲れた表情だったが、韓国訪問の所感を聞くと、明るく笑いながら「今回の訪問を通じて、同じ境遇の障害者たちに夢と希望を与えることができれば嬉しい」と話した。

息子のペリス君と一緒に訪問したラッパー氏は28〜30日、京畿(キョンギ)英語村の坡州(パジュ)キャンプで開かれる「ヤングチャレンジャーフォーラム」で講演する。

ラッパー氏は「アジアの大学生を相手に、障害を乗り越えた幼い時代の話と夢と希望のメッセージを伝える計画」と話した。

同日、科学人材フォーラムの関係者と韓国口足画家など30人余りが、仁川空港でラッパー氏に花束を渡した。

ラッパー氏は1965年、腕と足が奇形的に短い「アザラシ肢症」という障害を持って生まれた。生後6週で親に捨てられ、保護施設で育つなど、不遇な幼年時代を過ごした。

ラッパー氏は17歳のとき、正常人たちと一緒に英国のバンステド大学で美術の勉強を始めた。22歳のときに結婚して幸せな新婚生活を送りもしたが、夫の暴力に苦しみ、2年間の短い結婚生活を終えた。

1999年姙娠したラッパー氏は、周囲の人々が「子供も母親のような障害を持って生まれるかもしれないし、たとえ子供を生んだとしても、どのように育てるのか」と言って出産を止めさせようとしたが、子供を生むことを決心し、元気な男の子を生んだ。

ラッパー氏は遅まきながら自分の夢を実現するために美術の勉強を再度始めた。

ヘドルリ美術学校とブライトン大学を卒業したラッパー氏は、手がなくて口で絵を描く画家兼写真作家の道を歩き始めた。

ラッパー氏は写真機で光と影を利用し、自分の裸身をモデルとし、彫刻のような映像を作って高い評価を受けている。

腕のない「ミロのヴィーナス」をもじって、自らを「現代のヴィーナス」と呼ぶラッパー氏は、身体の欠陷を乗り越えて肯定的な自分の発展を遂げ、世界の人々から尊敬を受けた。

ラッパー氏は昨年、英国の彫刻家マーク・クィーン氏が臨月のラッパー氏をモデルにした5mの彫刻作品を、ロンドンのトラファルガー広場に展示し、「モデル」としても有名になった。

ラッパー氏は昨年11月、ドイツ世界成就賞基金から第2回ワールドアワード女性成就賞を受賞した。このようなラッパー氏の話を書いた自敍伝『アリソン・ラッパーの話』(黄金羅針盤発刊)が最近、韓国語に翻訳された。



run-juno@donga.com