元金融ブローカーの金在録(キム・ジェロク)容疑者(46・前インベストュスグローバル会長)が、鄭夢九(チョン・モング)現代・起亜(ヒョンデ・キア)自動車グループ会長の指示もしくは容認の下で、秘密資金造成など経営権承継作業に深く関与したという手がかりを検察がつかみ捜査を進めている。
検察は、現代車グループの後継構図基本計画である「経営権承継ロードマップ」と、これを裏付けるグループレベルの秘密資金造成計画が書かれている「秘密資金関連報告書」を押収したという。
検察は近いうちに、鄭会長と息子の鄭義宣(チョン・ウィソン)起亜車社長を呼び、事情聴取する方針だ。
6日、検察関係者によると、最高検察庁中央捜査部(朴英洙部長)は金容疑者を逮捕し取り調べを行った今年1月、金容疑者の自宅とインベストゥスグローバルの事務室を家宅捜索し、金容疑者が現代車グループの経営権承継に関連して作成して保管中だった秘密報告書を押収した。
また検察は先月26日、現代車グループ本社20階にある鄭社長の事務室と現代・起亜車の企画総括本部、現代車財経本部などを家宅捜索し、コンピューター・ハードディスクなどから、「経営権承継ロードマップ」と「秘密資金関連報告書」を探し出した。
同ロードマップと報告書は金容疑者が作成し、現代車グループの主要部署に渡したものと、検察はみている。
「経営権承継ロードマップ」には、鄭社長の主要系列会社の持ち分確保戦略と、持ち分確保に必要な全体資金規模、資金造成方法などが詳細に記録されていたという。
検察はまた、現代車グループが経営権承継を円滑に進めるため、大統領府と国会など政官界を相手にした「対外協力(ロビー)」を企画した文書も押収したという。
一方、現代車グループ関係者によると、鄭会長は今週末に帰国する予定だという。






