与党ヨルリン・ウリ党はきょう帰国する盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領に李海瓚(イ・ヘチャン)首相の辞退が不可避だという意見を伝えることにした。きのう開かれた最高委員会で、民心収斂の結果を総合して下した結論だ。盧大統領の選択が注目される。大統領は7泊8日間のアフリカ歴訪中、この問題に対しては沈黙したという。大統領府の関係者の言葉のようにまだ「予測不許」の状況と解釈される。
更迭論が主流なのに、結果を予測できないのは、盧大統領特有の「逆発想」で「政治ゲーム」を繰り広げるかも知れないという観測のためだ。昨年、連立政権論提案の時も、今年の初め、柳時敏(ユ・シミン)保健福祉部長官の任命の時も、盧大統領は常識と通念を覆す発想を通じて危機を突破してきた。今回もそのように事態を収拾する可能性があるということだ。
しかし、「3・1節ゴルフ」の波紋は、李首相の最高公職者としての不適切な行動のレベルを超えて、政経癒着の疑惑が濃い「ゴルフゲート」に広がっている。政府与党でどのような「形」と「名分」を作って李首相と退陣させれば良いかを、苦心しているほどだ。ヨンナム製粉株価操作疑惑に対する検察の捜査が始まれば、李首相も調査対象に含まれる可能性がある。
このような点で、盧大統領の選択は残りの2年の国政運営の失敗を切り分ける重大な決定になりそうだ。大統領が再び逆発想の解法で首相更迭を拒否したり、あらゆる理由を挙げて、見送る場合、国政運営の巡航は期待できないというのが我々の判断だ。民心離れが進み、レイムダックが繰り上げられ、国政混乱と国力の消耗がさらに深まる恐れが高い。
民心の流れを謙虚に受け入れるのが、賢い解法だ。盧大統領は今回のアフリカ歴訪中に世界の中の大韓民国の位相を再び確認したと述べた。大統領が感じた誇りは先輩世代と今日の国民、企業が涙を流した対価だ。このような国民の心をこれ以上は傷つけてはならない。傲気を捨てて、首相更迭の決断を下すべきだ。国民が望む新しい首相を探して、やり直さなければならない。これが正道である。






