株式投資者たちが心理的パニック状態に陥っているなか、23日のコスダック指数が、米9・11テロ以後、最大幅で落ちた。コスピ指数も1300ポイント台を割り込んだ。
コスダック指数は同日、63.98ポイント(9.62%)が暴落した601.33で取引を終えた。
コスダック指数が午後一時、600台まで割り込むと、午後2時20分頃、コスダック史上初めて「サーキットブレーカー」(一時売買停止制度)が発動され、株式取引きが20分間停止された。
コスダック指数の下落幅は、01年の9・11テロが発生した翌日の9月12日の71.60ポイント(11.59%)以後、最大だ。
コスピ指数も、個人投資家の投売りが拡散され、先週比27.35ポイント(2.06%)下がった1297.43で引けた。
1週間ぶりに、コスダック指数は153.64ポイント(20.3%)、コスピ指数は124.36ポイント(8.0%)下落した。
コスダック市場のストップ安銘柄数は347個に達し、株価が下がった銘柄は895個で史上最多だった。
一方、同日のソウル外国為替市場でウォン・ドル相場は、直前取引日の20日比3.8ウォン高ドル安の983ウォンで取引きを始めたが、一時、979.5ウォンまでウォン高が進んだ。
しかし、外国為替当局が市場介入に乗り出し、ウォン高の流れを変えるだろうという分析が広まり、ドルに対する「買い」注文が出て、結局、20日比5.5ウォン高ドル安の981.3ウォンで終わった。
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