前法務部長官の康錦実(カン・グムシル)氏は、果して与党ヨルリン・ウリ党候補としてソウル市長選挙に出馬するだろうか。
これまで「政治は絶対にしない」と言っていた康氏の態度が、最近少しずつ変わっていることが知られ、康氏の選択に与党全体の関心が集まっている。
9日、康氏はウリ党の地方選挙人材開発企画団長を務めている金爀珪(キム・ヒョクギュ)議員とソウル瑞草区(ソチョグ)瑞草洞で昼食をともにした。金議員は昨年末から何回も会見を希望したが、そのたびに康氏が断り、やっと実現した席だった。
この席で康氏は、相次ぐ出馬要請を受けて「人生というものは運命的な部分があるようだ。法務長官になるとはまったく思っていなかったが…。生まれたときからすでに決まっている人生のロードマップがあるような気もする。いろいろな状況を検討してから返事をする」と述べたとされる。「絶対に出ない」から「少し考えてみる」という方向へシフトしたということだ。
金議員は「康氏に『ソウル市長は事実上大統領に次ぐポストではないか。与党の支持率下落で党内にライバル候補のいない今がチャンスだ』と説得した」とし、「さまざまな状況を検討してみると言ったのは肯定的なシグナルではないか」と説明した。
康氏サイドはもちろん、「変わったことはない」との立場だ。ある側近は「その日の食事の席で、康氏は金議員の話を聞いて笑ってばかりいた。ソウル市長の出馬問題については昔も今も、『出馬する』とか『出馬しない』とか言ったことはない」と説明した。
別の側近は「昨年末まで『政治は絶対にしない』という立場だったが、最近はそれほど否定的な反応ではないようだ。ソウル市長の話が出ると、笑ってばかりいる」と伝えた。
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