新年元日、大統領選挙候補者たちは多様な新年の行事を通じて覚悟を新たにし、与野党各党は団拝式を行って、政局の主導権確保と5・31地方選挙の勝利を祈願した。
▲大統領府〓盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は、大統領官邸で特に来訪客を迎えず、家族と過ごした。その代わりに、李炳浣(イ・ビョンワン)秘書室長を金泳三(キム・ヨンサム)、金大中(キム・デジュン)両元大統領の自宅に訪問させ、「謹賀新年」と書かれた蘭の花と年賀状を伝えた。崔圭夏(チェ・ギュハ)、全斗煥(チョン・ドゥファン)、盧泰愚(ノ・テウ)元大統領にも、蘭と年賀状を送った。
盧大統領は、金元基(キム・ウォンギ)国会議長やヨルリン・ウリ党、ハンナラ党、民主党、民主労働党、自民連の与野党5政党の代表には金秉準(キム・ビョンジュン)政策室長を訪問させ、新年のあいさつをした。
一方、李秘書室長は同日、政治部担当記者たちと昼食をともにし、「天地交泰」を今年の新年の目標として提示した。これは、天と地が和合して交通するという意味で、周易の64卦のひとつだ。李秘書室長は、「社会の両極化が解消され、政治・社会的に大きな葛藤がなければ、天地交泰ではないか」と説明した。
▲党指導部〓ウリ党の丁世均(チョン・セギュン)議長は所属議員らとともにソウル銅雀(トンジャク)洞の国立墓地を参拝した後、金大中前大統領と金国会議長を訪問した。丁議長は、団拝式で、過去史法、私立学校法などを取り上げ、「今や自信を取り戻し、私たちの存在を誇示できる基盤をつくった」と述べた。
20日目の私学法無效場外闘争を率いているハンナラ党の朴槿恵(パク・クンへ)代表は、党役員らとともに国立墓地を参拝した後、党本部で団拝式と新年祝賀会行事を開いた。朴代表は団拝式で、「国を守る所任をまっとうできない時に、どのようにして護国英霊に向かって、顔をあげられようか」と述べ、私学法無效闘争の意志を確かにした。
韓和甲(ハン・ファガプ)代表など民主党指導部は、金大中前大統領を訪問した後、光州(クァンジュ)に向かい、国立5・18墓地を訪れた。民主労働党の権永吉(クォン・ヨンギル)臨時代表は団拝式に続き、過去の民主化運動を行なった人士が祀られた京畿道南楊州市磨石(キョンギド、ナミョンジュシ、マソク)のモラン公園を訪れ、魂を称えた。
▲大統領選候補者〓鄭東泳(チョン・ドンヨン)前統一部長官は早朝に、金大中前大統領と金国会議長を訪問した後、家族とソウル近郊の山に登った。金槿泰(キム・グンテ)前保健福祉部長官は、慶尚北道浦項市(キョンサンプクト、ポハンシ)のホミ岬で日の出を見た後、浦項製鉄を訪問して、労働者たちを激励した。
李明博(イ・ミョンバク)ソウル市長は、国立墓地の参拝と団拝式参加に続き、ソウル恵化(ヘファ)洞の市長公館を開放して、訪問者たちを迎えた。孫鶴圭(ソン・ハクキュ)京畿道知事と高建(コ・ゴン)前首相は、前職大統領を訪問して新年のあいさつをした。
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