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ソウル大教員ら「黄禹錫論文検証」で衝突

ソウル大教員ら「黄禹錫論文検証」で衝突

Posted December. 10, 2005 07:51,   

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黄禹錫(ファン・ウソク)ソウル大名誉教授研究チームの、「サイエンス」誌論文再検証問題が、ソウル大教授間の論争に広がった。

8日、ソウル大自然学部の細胞分化研究の若手教員らが中心となり、論文再検証を要求する建議書を鄭雲燦(チョン・ウンチャン)総長に提出したことに対し、ソウル大農業生命学部と獣医学部教授を中心とした教員らが9日、鄭総長に電子メールを送り、反対の意思を表明した。

彼らは電子メールを通じ、△既に謝罪した倫理問題についての再論、△論文そのものでない黄教授に対する個人的な攻撃、△科学真実性委員会(OSI)急造などに反対すると主張した。

彼らは、自然学部細胞分化の若手研究者たちが主導して再検証要求を行っていることに対し、「農業生命学部と獣医学部に対する一種のヘゲモニー争いと見られかねず、科学者として恥ずかしい」と述べた。

一方、黄教授チームは研究成果についての具体的なデータを公開する意思があると述べ、論文再検証要求への積極的な対応意思を示した。

姜成根(カン・ソングン)ソウル大獣医学部教授は、体細胞と幹細胞遺伝子指紋分析結果がねつ造されたという主張に対し、「05年、サイエンス誌に発表した患者へのオーダーメード型幹細胞研究成果について、専門家集団が公式的に要請してくれば、実験データを公開する用意がある」と述べた。



mint4a@donga.com wolfkim@donga.com