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自閉症の韓国系2世が弁護士に

Posted November. 23, 2005 08:15,   

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米国在住の韓国系2世が、自身の自閉症を乗り越えて弁護士試験に合格した。話題の主人公は米カリフォルニア・パシフィック・フェリセイズに住むチョ・ヨンシクさん(27)。

チョさんは1歳を過ぎたばかりのとき、結核予防のワクチン(BCG)接種の副作用で左わきを大きく切り取り、その後は結核などで5年間、病気と闘ううちに自閉の症状を見せはじめた。

そんなチョさんの成功物語の背景には、父親チョ・ウォンヨン氏(58)の涙ぐましい支えがあった。経営していたランドリーを妻に任せて、ウォンヨン氏は息子と一緒に登下校をするなど、献身的に息子のそばで彼を守り続けた。

1日4時間の睡眠時間での強行で、初挑戦で合格したチョさんは、「父の助けでこのような場に立つことができた」と、感謝の気持ちを忘れなかった。特にヨンシクさんの実妹キョンシクさん(バークレーカリフォルニア大法学部卒)は、米国のロースクールの卒業生たちが一番に希望する連邦裁判所の書記に合格し、家族の喜びも二倍となった。