ドイツに向かう最後のチケットが売り切れた。
17日、スペイン、チェコ、スイス、トリニダード・トバゴが最後の関門をパスし、2006ドイツワールドカップ(W杯)本大会進出を決めた。
これで32年ぶりに宿願を達成したフース・ヒディンク監督率いるオーストラリアをはじめ、06ドイツW杯出場32ヵ国が出揃った。
▲4強の呪い〓17日、欧州地域プレーオフ戦でトルコは大量4点を奪いながらもドイツ行きの切符を逃し、痛恨の悔いを残すことになった。02年韓日W杯3位のトルコはホームでトゥンカイ・サンリのハットトリックに支えられてスイスに4−2で勝ったが、本大会進出には失敗した。アウェー戦を0−2で負けたため第1、2戦の総合成績では同率になったが、「アウエー戦多得点」原則によって脱落となった。
これで今回のW杯でもいわゆる「4強の呪い」はなくならなかった。4強の呪いとは、直前大会で4強進出チームのうち、必ず1チームは次回W杯の本大会出場に失敗するというジンクスのこと。
▲カリブ海の奇蹟〓トリニダード・トバゴは北中米−アジア地域W杯予選プレーオフで、第2戦のアウエー戦でバーレーンを1−0で破り本大会出場を決めた。第1戦は1−1で引き分けていた。人口127万に過ぎない北中米のトリニダード・トバゴは、これで史上初のW杯出場となり、建国以来最高の慶事を迎え国中が沸きあがった。
jaeyuna@donga.com